今日、京都盆地の南に広がる「巨椋池干拓地(おぐらいけかんたくち)」で目が真っ赤なチュウサギ(サギ科)に出会いました♬
目(正確には虹彩)が真っ赤なのは婚姻色のピークを表すそうです。
「婚姻色」とは繁殖するためにパートナーを探す時に出る「異性へのアピール」みたいなものだと思います。春から夏にかけての繁殖期だけに見れる「美しい色」。見れる期間はそんなに長くはないみたいです。
性ホルモンが活発になり、つがいで営巣する時のごく短期間のみ虹彩や足まで赤くなるそうです。
逆につがい相手を見つけれなかったサギはこのピークが存在しないこともあるみたいです。
「今私子育ての最中よ。最高に幸せなの♫」とこのチュウサギから聞こえて来そうです。
でもこのチュウサギ、足まで赤くはないようですね…。これからなるのかな?もう終わったのかな?
下の写真のチュウサギ↓↓↓は5月の初旬に見たものです。
目先が黄色になって婚姻色が出てきてるようです(チュウサギは元々目先は黄色。婚姻色になるとその黄色が濃くなるようです)。
こちら↓↓↓が今朝見たチュウサギです。
田んぼの中にいました!
田んぼの中でエサを探している様子でした!
田んぼの稲も大きくなってきて、ますます夏の景色が広がる季節になって来ました♬
【チュウサギについて】
チュウサギはコサギ(全長61㎝)とダイサギ(全長89㎝)の中間くらいの大きさ(全長68㎝)なのでそう呼ばれているようです。
チュウサギは夏鳥で春先に飛来します。
僕の観察したところによると、川では見かけたことがありません。見たのは農耕地です。
一般的に個体数が少ないみたいなので、コサギやダイサギと比べて、見かける機会はずっと減るのではないでしょうか?
京都では準絶滅危惧種に指定されています。
1970年代以降、激減したみたいですね。原因は、減反政策による獲物の減少、農薬による汚染、営巣木の伐採など影響したと考えられるそうです。
僕がチュウサギを見た農耕地でも、田んぼをネギ畑やキャベツ畑に替えている畑を多く見ました。
要は「人間活動」がチュウサギの生育環境を壊してしまったということなのだと思います。悲しい。
今は貴重な鳥の一つですね。
今日出会ったチュウサギ↓↓↓も無事子育てを終え、繁殖して欲しいと思いました!!
La population de cette espèce d’oiseau a diminué par exemple à cause de la mesure pour la diminution des rizières par le gourvernement japonais exécutée en 1971 (à l’époque, le riz était produit plus que la demande). Comme des rizières ont diminué, des nourritures pour les Hérons intermédiaires comme des insectes ont également diminué. En plus, il semble que l’utilistion d’insecticide agricole pour cultiver le riz leur a donné de mauvaise infleunce.
J’espère que cet Héron intermédiaire que j’ai vu aujourd’hui élevra bien les bébés et se reproduira bien !
【巨椋池干拓地】
「巨椋池干拓地」は京都盆地の南に広がる農耕地や住宅地。かつては「巨椋池(おぐらいけ)」という広い湖だった。
1941年に造成された。
参考:「巨椋池」とは?~干拓によって失われた日本最大の池~ – カルチャー|まっぷるトラベルガイド (mapple.net)
【鳥の名前が知りたい方へ】
「日本の野鳥識別図鑑」というサイト内の「鳥の名前質問コーナー」が便利だと思います。
「鳥の名前質問コーナー」に、調べたい鳥の写真と撮影地、日時を投稿すると、コミュニティの参加者から回答が来るシステムです。
僕もよく利用しています。
リンクはこちら→鳥の名前質問コーナー – 日本の野鳥識別図鑑 (ZUKAN.COM)
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