今朝はゴミ拾いをしながら高野川を散歩しました。
数日前の豪雨で、上流から流れてきたたくさんのゴミが至る所に落ちていました。
車のタイヤや倒木も流れてきていました。
そんな「大物」は僕一人の力ではどうしようもありません。
きっと時を見て、河川を管理している「京都土木事務所」の方々が処理をしてくれると思います。
僕は、自分が拾える範囲のゴミを拾いました。
しかし、いつものことですが、雨の後は多くのゴミが運ばれてきて、川が一気にゴミだらけになります。
ゴミの写真はあえて載せませんが、きっと皆さんも簡単に想像できると思います、雨の後の川を。
そして、今がちょうど繁殖期であるチドリたちの巣も豪雨の度に流されてしまうようです。
中州に巣を作り卵を産み、子育てをする「チドリ類」にとって、大雨は最大の敵だと思います。
せっかく苦労して作った巣と育てた子供を失うことを想像すると悲しいです。
でも、自然は容赦はしないようです。自然は優しくもありますが、時には恐ろしい存在です。その自然の中で懸命にチドリたちは生きているように見えます。
今朝もわずかに残った中州に「コチドリ」が来ていました。何を思っているのかははっきりはわかりません。きっと巣や子供を失った母鳥だろうなって僕は思いました。それでも、人生あきらめず前を向いているように見えました。
また巣を作り、子育てをして、今度は無事巣だって欲しいと願うばかりです。
ヤマグワが実をたくさんつけています。
黒く熟した実は甘くてとっても美味しいです。僕は大好きです!今日は7粒食べました。
そんな美味しいヤマグワのことをいつも同じ場所、同じ時間に出会うおっちゃんたちに教えてあげました。普段はすれ違いざまに挨拶をする程度の関係です。
でもその時僕が抱えていた「ヤマグワの美味しい気持ち」を分けたくておっちゃんたちに話しかけました。
ちょうどおっちゃんたちがいつも座っているベンチのすぐそばにヤマグワがあるのです。
おっちゃんたちも「うまい!」と歓喜の声を上げていました。まるで子供にかえったようでした。僕たちは結構夢中でいくつも食べました!
一緒に「おいしい気持ち」を分かち合うことができて、僕は嬉しかったです。
おっちゃんたちが喜んでくれて、僕も嬉しかったので、勇気出して話しかけてよかったって思いました。
高野川にて。
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