今日、「左大文字山」に登ってきました!正式な山の名前は「大北山(おおきたやま:標高231m)」といいます。金閣寺を拝観されたとき目にされた方も多いのではないでしょうか?
「五山の送り火」で有名な山です。毎年8月16日の夜、山の斜面に描かれた「大」の字が浮かび上がります。ご先祖様の霊を無事冥途に送るための仏教行事です。
実際に火(la lettre au feu)がついている画像はこちらをクリック(Cliquez la lettre rouge)→ 大
「左大文字山」は入山禁止の山です。個人所有の山です。
今回は「まいまい京都」(京都町歩きツアー)のスペシャルツアーに参加できたため、入山できました!1年に一回だけ企画されるツアーで、しかも毎回入山人数が20名と入山できる人数が限定されています。今回のツアーには70名が応募したそうです。僕は運よく当選して、ツアーに参加することができました。
今回は「まいまい京都」が特別な許可をもらい、入山が可能になりました。しかし、許可なく勝手に入山する人もいるみたいです。それは絶対にしてはならないことです。そんな人に限って遭難して救助されるそうです。
金閣寺横にある修道院の敷地内にある登り口から登りました。もちろん普段は鍵がかかっています。
登りは結構急でした。「大」の字のあるところまでは約15分くらいの登山でした。そして山の上からの景色がこちらです↓↓↓
火床↓↓↓が53基あります。各火床に松(赤松)を割った木を井桁に積み重ねます(1mくらい積みます)。種火をふもとの「法音寺(ほうおんじ)」から松明(たいまつ)に灯し、山を登ります。
昔から「左大文字保存会」の方々が伝統を守っているのです。
53基の火床で「大」の字をかたどっています。
火をつける順番は「書き順」通りだそうです。
火床から少し登ると、お地蔵様がいらっしゃいました↓↓↓ この山、この伝統、この大文字を守っているように見えました。
絶景に名残惜しく、無事下山してきました。すばらしい経験ができた1日でした。
京都・左大文字山にて。
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