今日から8月ですね。
今が最も暑い時。暑い時は、かき氷が食べたくなりませんか?
僕は毎年、必ず食べる「かき氷」があります。
それは、下鴨神社境内にある「休憩処 さるや(以下さるや)」のかき氷(税込830円)です。
「鴨の氷室の氷」と名付けられているこのかき氷、昔、下鴨神社境内にあった氷室に由来しています。暑い夏、当時貴重だった「氷」を氷室に保存し、宮中に献上したり、無病息災を祈願し、氷を口にしてお祓いをしていたそうです。
いちご、抹茶小豆、黒蜜白玉の3種類があります。
この日は、「いちご」をいただきました。シロップは別皿、自分の好みでかけて食べるタイプです。右上のお皿には、ほうじ茶が入っています。
つぶつぶとイチゴの食感の残る、ジャムみたいなシロップです。
ふわふわの氷には練乳がかかっています。
シロップをかけたら、召し上がれ!
氷の食感が優しく、口の中で、シロップの甘さ、練乳の甘さと一緒に、とろけます。
僕は、この「さるや」のかき氷が大好きです。
真夏、サイクリングツアーなどをしたときも、よくお客様をお連れしました(僕は、フランス語全国通訳案内士です。夏のツアーには、タイミングが合えば、お客様とここへ、かき氷を食べに来ます)。皆さん喜んでいただきましたよ♪
実は、この「さるや」、京都で有名な和菓子屋(特にわらび餅で有名)「宝泉(ほうせん)」が出しているお店なのです。
僕はその「宝泉」の御主人と、毎朝の高野川の散歩の時よくお会いします。でも結構顔見知りになってから長い間が経つのですが、「素性」を知ったのはつい最近です。
とてもお優しい方です。福の神のような方です。
生粋の京都人の方で、1代で今の「宝泉」を築き上げたそうです。「さるや」も神社の中での出店ということで、並大抵のことではありません。それを成し遂げられたことに誇りをお持ちです。そして何よりまずご家族を大切にすることを生きがいとされている、ほんと、素敵な方です。
「悔いを残すことなく人生を全うしたい、だからやりたいことをする。」そうおっしゃっていました。まさに、有言実行されている方だと思いました。
散歩で毎日のように顔を合わせていましたが、「素性」を知った時は驚きました。
こんなすごい方と知り合え、いろいろお話も聞かせていただき、勉強になりました。
出会いに感謝!
【休憩処 さるや】
営業時間:10:00~16:30
年中無休
HP: 休憩処 さるや | 下鴨神社 (shimogamo-jinja.or.jp)
以下のSNSをフォローする
2 件のコメント