山鉾巡行の後、神幸祭を経て、17日の夜より、四条御旅所に神様の乗ったお神輿3基が滞在しています。
Du 17 au 24 juillet, les trois mikoshi (sanctuaire portatif) restent à Otabisho (résidence temporaire des divinités) situé sur l’avenue Shijô. Dans ces trois mikoshi, la divinité des épidémies, sa femme et ses enfants sont déplacées.
Ces Divinités sont toujours dans le sanctuaire shinto, Yasaka jinja, mais seulement pendant cette période, elles restent à cet endroit où se trouve au centre de la ville de Kyoto. C’est la période où on peut être le plus proche des Divinités.
Si vous priez pour quelque chose pendant cette période ( 7 jours et 7 nuits) devant ces Divinités sans rien dire (en restant silencieux), on dit que votre souhait sera exaucé.
On appelle donc cette prière ” Mugon maïri ” qui veut dire ” Prière en slience “. Il paraît que les Geiko et les Maïko aussi (danseuses et artistes traditionnelles) y viennent prier.
神様は八坂神社の御祭神、スサノオノミコトとその妻、そして子供たちです。
疫病の神様といわれるスサノオノミコトとその家族を喜ばせるのが「祇園祭」の目的。
いい気持ちになっていただいて、今流行りの疫病も鎮めていただけたらと、願います。
【無言詣り】
お神輿が滞在する17日の夜から24日(24日の晩にお神輿は八坂神社に還る)の7日7晩お参りすれば願いが叶うといわれています。
お参りの最中は、一切誰とも口をきいてはならないといいます。
そのためこのお参りのことを「無言詣り」というそうです。
人気のない深夜にお参りする人の姿をよく見かけるとか。芸妓、舞妓さんの古くからの風習だとか。
小説「古都」(川端康成著)にも双子の生き別れた姉妹、千恵子と苗子がこの御旅所の無言詣り、お神輿の前で再会しますね。とても印象的で切ないシーンと記憶しています。
屋根が六角形のお神輿↓↓↓にスサノオノミコトが乗ってらっしゃいます。真ん中に鎮座しています。
神職らしき方がそのお神輿のお掃除(!?)か何かをしたいらっしゃるようでした。
スサノオノミコトのお神輿の左(向かって右)に、妻(櫛稲田姫命:くしなだひめのみこと)のお神輿が鎮座しています。
8人の子供たちのお神輿↓↓↓は8人だからなのか八角形をしています。
お神輿の前に灯されたロウソクの灯は、「祈りの灯」でしょうか。
このブログを書いている7月19日のお昼前、京都では豪雨になっています。
今日は全国的に大荒れの天気のようです。
災害が心配です。皆さん、十分なご警戒を !
【Fête de Gion】
Cette fête dure du 1er jusqu’au 31 juillet, pendant un mois. C’est la fête du sanctuaire shinto, Yasaka jinja (八坂神社)à Kyoto. La divinité des épidémies est vénéré dans ce sanctuaire.
La fête de Gion a commencé en 869. A l’époque, les épidémies (variole, dysenterie, grippe par exemple) étaient propagées à commencer par Kyoto, mais dans tout le Japon. On croyait que c’était à cause de la divinité des épidémies. Donc, pour apaiser l’âme de la divinité des épidémies, on a commencé la fête. C’ést-à-dire que l’on croyait qu’avec la fête si on arriverait à faire plaisir à cette divinité, les épidémies disparaîtraient.
A quelque chose malheur est bon.
Lien : Gion matsuri — Wikipédia (wikipedia.org)
【祇園祭とは】
「祇園祭」とは、八坂神社の神事の一つ。7月1日から31日までの一か月の間行われる。
始りは869年(1153年前)。目的は「疫病退散」。
当時、天然痘、赤痢、インフルエンザなどの疫病が流行していた。
そこで、神泉苑(しんせんえん:平安京の庭園)に66本の矛(ほこ)を立て、神輿(みこし)を送って「疫病退散」を祈った。矛は「疫病退散」の武器みたいな役割だった。
また当時は疫病流行だけでなく、洪水、地震、津波などの自然災害も起こり、京都だけでなく、日本全国が大変な時代だった。
すべての災難の原因は、牛頭天皇(ごずてんのう)の祟りだと信じられていた。牛頭天皇はスサノオノミコトと同一視されている神様。
祇園祭は「疫病の神」「災いの神」であるスサノオノミコト、妻(櫛稲田姫命:くしなだひめのみこと)、8人の子供たちを喜ばせ、ご機嫌を取るお祭り。お囃子や踊りをするのもそのため。そうすることで災いが去ると信じられてきた。
・関連記事:祇園祭 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
・関連リンク:祇園祭 – Wikipedia
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