京都・高野川を散歩していたら、アレチヌスビトハギ(マメ科)の花が咲いていました!
「ハギ」という名前がついているだけあって、「ハギ」の花によく似ていますね。
下の写真↓↓↓は、2020年9月28日に撮りました。出町柳にある萩の寺「常林寺(じょうりんじ)」のハギです。ブログ記事はこちら→https://kyoto-taketo.com/2020/09/28/sanctuaire/
アレチヌスビトハギは、帰化植物です。1965年に大阪で確認されました。関東以西に生えてます。原産地は、北アメリカ東南部だそうです。
似たような種類に「ヌスビトハギ」があります。こちらもよく生えているみたいです。この植物は、帰化植物ではなく、昔から日本で自生をしているようです。
区別は、アレチヌスビトハギのほうが花が大きい(アレチ:長さ6~8㎜、ヌスビト:長さ3~4㎜)ようです。
アレチヌスビトハギは、下の写真↓↓↓のような「実」がなります。
俗にいう「ひっつき虫」と呼ばれる植物の一つですね ♪ 藪の中に入って、出てきたら、ズボンにいっぱいひっついとった、そのやつです!
でも、お花はほんと、かわいらしく、色がきれいだと思いました♪
なぜ「ヌスビト」という名前がついたかは、諸説あるみたいです。
僕の尊敬する牧野富太郎博士によると、実の形が「泥棒の足跡」に似ているからだそうです。(このブログの一番下に、博士の描いた植物画がすばらしい「牧野植物図鑑」を紹介しています♪)
泥棒は、家の中に入ったとき、音を立てないように、足裏の外側だけを地面につけて歩くそうです。その足裏の外側の形に似ているのが「ヌスビト」の名前の由来だとか。
身近に生える植物の名前を探ると、「面白い名前」がでてきますね。僕は、そんな面白い名前の植物に出会ったらワクワクします♪
高野川にて。
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アプリとか図鑑とかと違い、直接、人に質問できるのがいいなと思います。
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