京都・高野川上流に、鹿親子が現れました。
皆さん、川の上から写真を撮ったり、子供たちはおおはしゃぎしていました。
全部で7頭の鹿がいました。
5月から7月は鹿の出産の時期です。
今年生まれたと思われる、小鹿も元気に草を食べたり、親に甘えたりしていました。
そんな仕草がかわいくて仕方がありませんでした。
今回鹿が出現したすぐそばに、山があります。五山の送り火「妙法」で有名な、東山・西山、三宅八幡宮の裏山、西明寺山。それらの山に鹿たちは住んでいるみたいです。
東山・西山の裏、北川には「宝ヶ池」があり、その周辺は市民公園(宝ヶ池公園)になっています。宝ヶ池公園の概要を紹介したブログ記事はこちら→宝ヶ池の秋 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
その辺りを散歩すると、しょっちゅう鹿たちに出会います。
鹿たちには罪はありません。
でも、
最近は、増えすぎて、「人の生活」への被害も増えているようです。
下の写真の注意書き↓↓↓は、宝ヶ池公園に設置されているものです。
「皆様の御理解をお願いします。」と最後に書いてあります。
でも、一体何対しての「御理解」なのでしょうか?鹿が人の生活に被害を与えている状況があることは書かれています。そのことは、これを読めば理解できます。でも、よく読めば、「この注意書き」、一体何が言いたいのかよくわかりません。
注意書きの一番上、「みんなの公園のために」の下の黄色い帯の部分に、何も書かれていないのが気になります。
たぶん、
その空白には、「鹿にエサをあげないで下さい」と書きたかったのではないでしょうか?
もしそうだとしたら、なぜそう書かなかったのでしょうか?
重箱の隅をつつくような気もしますが、僕は気になります。
週明けにでも、注意書きの下に記された「北部みどり管理事務所」に電話して、尋ねてみようと思います。
Plus tard, j’ai vérifié au bureau sur ce qui manque sur la deuxième ligne en jaune sur l’annonce. C’est comme prévu, “Ne donnez pas à manger aux daims”.Il a dit que c’est juste disparaître à cause quelconque.
下写真の親子らしき鹿たちは、6月11日、宝ヶ池公園で撮影したものです。au
小鹿はまだ小さくかわいかったです。今年生まれたのだと思います。
人間が住み、人間が作った環境の中で、生き延びるのは、鹿たちにとって大変なことだろう、と僕は思います。
数日前のニュースで、2年ぶりに鴨川の下流、四条大橋あたりに現れた一頭の鹿が、話題になっていました。
ニュースでは、「暑いので涼みに来たのでしょうか?」みたいな風情ある言葉を述べていました。
でも、僕はそんな悠長なニュースではない気がしました。
本来いない場所に、「その生き物」がいることは、大きなことだと思います。「自然」ではない気がします。その生き物に「事情」があったのだと思います。その「事情」とは、「彼らの生存」にかかわることなのだろうと、僕は察します。
「自然のバランス」が崩れている時、また自然に何かが起こっている時、何らかのメッセージを人へ届けるため、「その生き物」は人の前に現れる、僕はそんな気します。
高野川にて。
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