今日6月30日は、「夏越しの祓え」の日です。
京都ではこの日、「みな月(づき)」という和菓子を食べる風習があります。
【みな月という和菓子について】
この「みな月」を食べたら、一年の前半の厄が祓え、後半の半年を健康に過ごせるという言い伝えがあるからです。
形は三角形で「氷」を表しています。暑い夏に「氷」を食べると夏痩せしないといわれました。
昔は、遠くの氷室(氷室:ひむろ、とは氷の貯蔵庫のこと。製氷技術のない昔は、冬、天然の氷を切り出し、夏でも氷が使えるよう氷室に貯蔵していた。)からわざわざ宮中へ氷を運ばせ、献上していました。
しかし、一般の庶民にとって「夏の氷」は貴重品でした。
そこで、一般の庶民は、暑い夏を乗り切るため、清涼感を感じる「氷」の形をした「みな月」を食べたのです。
「みな月」の上には「豆」がのっています。「豆」は厄除けの効果があるとされるのです。
【僕が今年いただいたみな月】
僕は今年は「苺のみな月(399円)」をいただきました。購入したのは、「苺のお店 MAISON DE FROUGE(メゾン・ド・フルージュ)」でした。(苺のみな月の販売は6月30日までです。)
・関連サイト:maison de frouge|苺のお店|メゾン・ド・フルージュ (ichigonoomise.com)
・関連記事: 苺の葛まんじゅう ‐ 苺のお店 MAISON DE FROUGE – | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
「苺のお店」なので、厄除け効果のあるとされる「豆」がのっているかどうかちょっと心配でした。ひょっとしてのっているのは「苺」だけなのかな~と。
でも、「豆」はちゃんとのっていました♫
すごく美味しいかったです!とても幸せな気持ちになりました♬
苺と小豆って合うんですね♬ 苺の美味しさを12分に生かした素敵な「みな月」でした。満足です。
Le 30 juin, à Kyoto on a également coutume de manger une pâtisserie qui s’appelle ” Minadzuki /みな月”. C’est une pâtisserie traditonnelle japonaise, faite de farine de riz et de sucre, et cuite à la vapeur. On met des haricots sucrés dessus. On croit que les haricots permettent de chasser le mauvais esprit. Pour conjurerer le mauvais esprit de la première moitié de l’année et passer l’autre motié de l’année en santé, on mange cette pâtisserie.
Cette année, j’ai dégusté un Minadzuki avec la fraise dessus. C’était excellent !! Son goût m’a bien touché !!!
「みな月」は5月くらいになると京都のたいがいの和菓子屋さんで販売され始めます。
近所のスーパーマーケットでも普通に購入できます。
値段は一つ200~300円です。
苺のお菓子専門店にこのお店、苺のお菓子専門店って珍しいですよね?
お店の中のショーケースには、いろんな苺のお菓子がありました。季節ごとにいろんな種類の苺のお菓子が登場するみたいです。
苺好きな方には天国のような場所ではないでしょうか?
ちなみに店名の「Frouge」はフルーツとルージュ(赤色)を合わせた造語だそうです。
【MAISON DE FROUGE(メゾン・ド・フルージュ)】
・営業時間:11時~17時
・定休日: 月曜日
・HP : maison de frouge|苺のお店|メゾン・ド・フルージュ (ichigonoomise.com)
コンセプトは「ほんとうにおいしい苺を広めるためのお店」。
以下のSNSをフォローする