祇園祭は別名「鱧祭り」ともいうそうです。
それは、鱧の旬がちょうど祇園祭のころだからだそうです。
「暑い夏、長い物を食べると精力がつく」といわれ、京都や大阪では好んで鱧はよく食べられているようです。ウナギみたいな感覚でしょうか?ちなみに「鰻屋」も京都にはたくさんあります♬
On appelle autrement la fête de Gion ” la fête de Hamo “. Le Hamo, c’est un poisson semblable à une anguille. Il semble que ce poisson, Hamo, se traduit souvent ” murène japonaise ” en français (lien ci-suivant : Muraenesox cinereus — Wikipédia (wikipedia.org)).
Si on appelle la fête de Gion comme cela, c’est que la saison des Hamo coïncide avec la période de la fête de Gion.
Au Japon on dit que des aliments longs comme Hamo, anguille nous donnent l’énergie. Donc, on préfère manger de l’anguille ou du Hamo en été caniculaire. Surtout à Kyoto, on goûte du Hamo.
【ハモ(ウナギ目・ハモ科)】
海の魚。最大2.2mにも達する。産地は淡路島や徳島、愛媛、韓国が有名。主に西日本で食される。
京都市には海がなく、昔は魚を海から「足」で運んでいたのもあり、生命力の強い鱧は重宝されたよう。数日かけて運ばれても死ななかったそうな。
ちなみにフランス語では「la murène japonaise(日本のウツボ)」と訳されることがある。しかし、「ハモ」と「ウツボ」は同じ「ウナギ目」ではあるが「ハモ科」と「ウツボ科」で全く「科」が異なる。ちなみに「ウナギ」は「ウナギ科」なのでこれまた「科」が違う。
僕的にはこのフランス語訳に常に違和感を感じて仕方がない。
「ハモ」は「Hamo」でいいと僕は思う。ちょっと付け加えて「Hamo, poisson semblable à une anguille (ハモ、ウナギに似た魚)でいいと思う。ウツボよりはウナギの方が「食べもの」としての感覚がリアルだと思う(ちなみに僕はウツボをまだ食べたことがない。食べれるらしいけど、そんな人気な食材でもなさそうだし、売っているのも見たことがない)。
実物が目の前にあればそんな「付け加え」も必要ないかもしれない。「見たらわかる」類のものだと思うからだ。
フランス語が大好きな皆さん、皆さんならどう「ハモ」をフランス語で説明しますか?
下の写真のハモ↓↓↓は錦市場の魚屋さんで撮影させていただきました(商品を購入後「撮影」をお願いしました)♬ すでに腹が割かれた状態で売られていました。
【京都で鱧がいただけるお店】
ほんの少しですがご紹介したいと思います。
Je vous présente deux restaurants et un magasin où on peut goûter du Hamo à Kyoto.
1.「寿し さか井」
2.「魚力(うおりき)」
3.「かふう」
1.【寿し さか井】
昨日の昼、「寿し さか井」で「鱧ずし(税込 3 500円)」をいただきました。
お店は、錦市場の西側出口すぐ、高倉通沿いにあります。
座席数5だけの小さなお店です。
ほんのり甘い身とほんのりのった脂が絶妙で、すごく美味しかったです!
おいしい鱧は「骨切り」しても「音が出ない」くらい骨が柔らかいのだそうです。
確かにご主人がされる「骨切り」からは全く音がしてきませんでした。
ご夫婦でやられています。一品一品、注文を聞いてから丁寧に調理されます。時間に余裕のある方におすすめのお店です。
・関連リンク:さか井 (さかい) – 烏丸/寿司 | 食べログ (tabelog.com)
【魚力(うおりき)】
錦市場内、柳馬場町と富小路町の間にあります。
「鱧の天ぷら(税込500円)」や「鱧カツ」などがいただけます。店内の座席でいただくことができます。
大ぶりの身を三つ串刺した「鱧の天ぷら」はさっと塩をかけていただきます。
身がぷりぷりで、塩が鱧の甘みとホクホク感を際立たせていました。
店頭に並んでいる「鱧の天ぷら」を目の前で「二度揚げ」して提供してくれます。
アツアツでとっても美味しかったです♪
・関連リンク:錦 魚力 | 京都錦市場商店街 (kyoto-nishiki.or.jp)
【かふう】
お店は京都大学正門前(吉田神社鳥居前)にあります。
僕は期間限定「ハモの天丼(税込)1300円)」をいただきました。
目の前で揚げてくれたばっかりのアツアツのハモや野菜(ナス、シソ、万願寺トウガラシ)、海苔がのった「天丼」。
ハモはホクホクの白身。京野菜「万願寺トウガラシ」ものっていたのも嬉しい、大満足の天丼でした。美味しかったです!
もし京都へ来られたら、是非「ハモ」をご賞味していただけたらなって思います。今が旬です!
・関連リンク:京都ならではの天ぷらと天丼 京都天ぷらかふう (t-kafuu.com)
【Fête de Gion】
Cette fête dure du 1er jusqu’au 31 juillet, pendant un mois. C’est la fête du sanctuaire shinto, Yasaka jinja (八坂神社)à Kyoto. La divinité des épidémies est vénéré dans ce sanctuaire.
La fête de Gion a commencé en 869. A l’époque, les épidémies (variole, dysenterie, grippe par exemple) étaient propagées à commencer par Kyoto, mais dans tout le Japon. On croyait que c’était à cause de la divinité des épidémies. Donc, pour apaiser l’âme de la divinité des épidémies, on a commencé la fête. C’ést-à-dire que l’on croyait qu’avec la fête si on arriverait à faire plaisir à cette divinité, les épidémies disparaîtraient.
A quelque chose malheur est bon.
・Lien : Gion matsuri — Wikipédia (wikipedia.org)