今朝の京都はだいぶひんやりしていました。とてもいい天気でした。
高野川沿いを散歩していたら、中州に一羽の「コチドリ(チドリ科)」がいました。
コチドリは夏鳥(渡り鳥)です。春から夏にかけて日本に来て繁殖し、秋に去って行きます。
朝散歩の時、時々会う鳥に詳しいご婦人によると、河原で穴を掘って巣を作っているのを見かけたみたいです。
この時期は、産卵、子育ての時期のようです。
日本では4月~7月に、1回につき3~4個の卵を産み、雌雄交代で抱卵(卵を温めること)するのだそうです。そして24~25日後に孵化するそうです。
卵が川石そっくりなので、人やペットが気付かず踏んでしまうこともあるようです。
できたら産卵期には河原に入らないほうがよさそうです。
ともあれ、当分の間はお目にかかる機会も多いと思うので、雛にも会えたらいいなって思います。
コチドリを含む「チドリ類」はジグザクに歩いたり、立ち止まっては急に歩き出したりする様子が、まるで酔っ払いの人の歩き方に似ていることから、酔ってふらふら歩く様子を「千鳥足」と呼ぶようになったのだそうです。
京都五花街の一つ「先斗町(ぽんとちょう)」の紋章もチドリです。
昔は鴨川にたくさんいたチドリですが、今はだいぶ数が減ったようです。
そんな貴重なチドリに会えてとても嬉しかったです。
でも先斗町にはたくさんの千鳥が健在です。レストランの提灯に「千鳥」↓↓↓
通り抜けできる「路地」を示すマークも「千鳥」↓↓↓
「先斗町」と言えば春の踊り「鴨川をどり」で有名です。
僕も以前、見に行ったことがあります。とても華やかで感動しました。
今年は、残念ながらコロナの影響で、舞台での公演は行いません。
しかしその代わり、オンラインで開催されるみたいです。クラウドファンティングで「オンライン開催」の資金を募りました。1500万円の目標に対し、4100万円の寄付、一千人の方の支援があったようです。
公演期間は、2021年5月28日~6月20日までです。
チケット・ピアで観覧券(4000円)を購入できます。
詳しくは→【動画配信】オンライン版 先斗町鴨川をどり 一般発売 | チケットぴあ[演劇 バレエ・ダンスのチケット購入・予約] (pia.jp)
「鴨川をどり」の公式ホームページはこちら→先斗町・鴨川をどり公式サイト (kamogawa-odori.com)
「鴨川をどり」の紹介動画はこちら↓↓↓
C’est une vidéo ci-dessous sur la présentation du spectacle de Maïko qui s’appelle ” Kamogawa Odori “. On peut voir également le sous-titrage en anglais dans la vidéo.
ちなみに人気漫才師で「千鳥」というコンビがいますが、コンビ名の由来は憧れていたけど入学できなかった「笠岡高校(岡山県)」の通称「千鳥」から来ているのだそうです。
Ils sont comiques japonais. Leur nom est ” Chidori ” qui signifie ” pluvier “. Ils sont populaires en ce moment au Japon.
高野川にて。
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