今朝の京都は雨、肌寒い朝でした。
少し前、晴れた日に、京都・鴨川を散歩していたら、キンクロハジロ(カモ科)を見かけました。
キンクロハジロは渡り鳥です。シベリアなどから日本に越冬しに来ます。そして春になると去ってゆきます。
「金」色の目、「黒」い体、翼を広げたら見える「羽の白」い帯で、「キンクロハジロ(金黒羽白)」と名付けられています。「名は体を表す」といいますが、彼の場合は「体が名を表す」ですね。
昔いた横綱「双羽黒」と字ずらは似ています。でも「金黒羽白」とは全く関係はありません。
このブログでも紹介した「ホシハジロ」も同じ「ハジロ(羽白)」の仲間です。
「ホシハジロ」のブログ記事はこちら→https://kyoto-taketo.com/2021/01/22/oiseau-32/
ハジロの仲間はほかにもいますが、どれも「潜水鳥」です。水に潜ってエサを捕ります。水に潜るのが上手な鳥です。
キンクロハジロは雑食で、植物や昆虫、魚などを食べます。
写真の2羽↓↓↓は、上にいるのが雌、下にいるのが雄です。雌は全体が黒っぽいです。
目が金色で見開いている様子はキリっとしていて「イケメン風」、でもちょっとすっとぼけた「お茶目な風貌」もかわいらしいと僕は思います。
ヒドリガモ(カモ科)の群れの中にキンクロハジロのカップルがいました↓↓↓。水に住む、カモやサギたちは、種を超えて仲良く同じ場所にいるのをよく見かけます。「ヒドリガモ」のブログ記事はこちら→https://kyoto-taketo.com/2020/12/12/oiseau-19/
さしずめ、人で言うと「温泉に人間とサルが一緒に入る」イメージでしょうか?しかし、人間の場合、種の近い「サル類」と温泉に一緒に入ること、同じ場所で仲良くいることを僕は想像できません。
しかし、昔見た映画「愛は霧のかなたに」に出てきた、ゴリラと霊長類学者・ダイアン・フォッシーは仲良くしていました。彼女たちの間には「絆や信頼関係」がありました。とてもいい映画で、たくさん僕は泣いた記憶があります。でもそんな関係を種の近い「サル類」と作ろうと思ったら、時間、辛抱強さ、何より「サルが好き」な気持ちがいると思います。ダイアン博士は本当にゴリラたちを愛したのだと思います。その「愛」に触れ、でも「人とさえ仲良くできない僕」も感じ、僕は大泣きしたのだと思います。
ちなみに、ダイアン・フォッシー博士はシガニー・ウィーバーが演じてました。この映画は僕の大好きな映画の一つです(映画の詳細はアイコンをクリック)→🦍🦍🦍🦍🦍
僕も誰かと「本当に」つながっていたい。心で。人といて「安心」したい。「笑顔」でいたい。
最近、僕はようやく「自分」という人間とつながれるようになってきました♬「よくここまできたね」って自分を褒めてあげようと思います。
カモやサギたちは、「種を超えた関係」をあっさり実現しています。「素敵だな~♪」って僕はいつも思います。
Des canards siffleurs et un couple du fuligule morillon sur la rivière de Kamo. On voit souvent ” un groupe ” mélangé de “plusieurs espèces de canard “. Cela me rend heureux. Même entre des hommes, même une seule espèce, parfois, il est difficile de s’entendre bien…
京都・鴨川↓↓↓にはたくさんの鳥たちが住んでいます。自然がいっぱいです。僕の大好きな京都の場所のひとつです。
京都・鴨川にて。
おまけ:
日本では約30種類のカモの仲間が見れるそうです。そんなカモを網羅した図鑑、その名も「日本のカモ識別図鑑」というものが存在します。ご興味ありましたら、画像をクリックしてみてください↓↓↓本の詳細を見ることができます。
「カモハンドブック」というなるものもあります。
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