今朝の京都は、雲一つない、パーフェクトスカイの空がどこまでも広がっていました。太陽光がさんさんと降り注ぎ、空の青がより青く澄んでいました。すごく美しくて、すごく気持ちがよかったです。
そんな美しい青をバックに、堂々と一羽の「モズ(モズ科)」が木の上におりました。
「モズ」は、名前はよく聞かれる鳥だと思います。「MOZU」というドラマもありますね。大阪でいったら「中百舌鳥(なかもず)」という地名を思い浮かべます。(地名の由来の興味深いお話はこちらから→「なぜ中百舌鳥というの?」)
日本では留鳥(渡りをしない鳥。一年中日本に住んでいます)として知られています。年中見られる鳥みたいですが、僕はここ最近特によく見かけます。
エサは動物食です。高い樹の上から地上のエサを探し、見つけたら急降下して獲物をしとめるのだそうです。
今朝見た「モズ」も木のてっぺんにいました。獲物をさがしていたのかもしれません。
下の写真は先日の夕方撮った写真です↓↓↓ モズのするどいかぎ状のクチバシが見えると思います。「動物を食べるんやな」って納得してしまいました。
写真だけ見ると、かわいい小動物ぽく見えませんか?
モズは漢字で書くと「百舌」と書きます。「百の舌」と書くんですね。それは、「ほかの鳥の鳴き声のまね」をするからなのだそうです。鳥界の「コロッケ」さんってところでしょうか?
モズは生け垣などのとがった小枝や、有刺鉄線のトゲなどに、バッタやカエルなどのえものを串ざしにする変わった習性があることで知られています。日本ではこれを「モズのはやにえ」と呼んでいます。
「モズのはやにえ」は冬のエサの少ない時のための「保存食」だという説があります。でも実のところ、はっきりした理由はわかっていないみたいです。
また、なかなか「モズのはやにえ」は見れないのだそうです。僕はまだ見たことがありません。一度は「モズのはやにえ」を目の前で見てみたいものです。
Youtubeでいくつか「モズのはやにえ」の動画を見れます。→「モズのはやにえに」
京都・高野川にて。
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