今日、鉾に乗ってきました!
14日~16日の間は、前祭(さきまつり)の山鉾巡行に参加する23基の山鉾のうち何基かに搭乗ができるのです。
でも今年はコロナの影響で「山鉾拝観」を中止した山鉾もありました。
僕は「函谷鉾(かんこほこ)」に搭乗してきました。拝観料は1000円でした。
Aujourd’hui, je suis monté à un des chars dans la fête de Gion. On a l’occasion d’y monter du 14 au 16 juillet (le 17, la procession des chars a lieu au centre de la ville de Kyoto.).
函谷鉾
「鉾の名は中国戦国時代(前403~221)斉の孟嘗君が鶏の声によって函谷関を脱出できたという故事にちなんで付けられている」(公益財団法人祇園祭山鉾連合会HPより):関連リンク:山鉾について(山鉾一覧) | 公益財団法人祇園祭山鉾連合会 (gionmatsuri.or.jp)
10mくらいの高さがありました。眺めがよかったです♪
Voici des vues de dessus du char. La hauteur peut être environ 10 m. Elles étaient belles !
天井には「長寿をもたらす夜明けの吉兆鶴」がいました。
Voici des décorations à l’intérieur du char.
搭乗させていただいた所には、祇園囃子(ぎおんばやし)を奏でる方々が乗ります。
その広さ、3畳か4畳半くらいに感じました。でも実際は6~7畳あるそうです。
祇園囃子を奏でる方々は、縁の黒い部分↓↓↓に腰かけます。おっかないな~と僕は思いました。
会所のボランティアの学生さんのお話によると、驚くことにそのスペースに60人乗るのだとか!?(イナバ物置を思いました。)
「前掛(まえかけ)」に使う「ゴブラン織り」が搭乗口手前、会所の中に展示してありました。
「前掛」とは鉾の前に垂らす装飾品を指します(会所の方の説明によると前後左右の装飾品も「前掛」と呼ぶそうです)。
下の写真↓↓↓の「ゴブラン織り」は1630年代、徳川家光の時代にベルギーから日本に来たのだそうです。作られたのは16世紀(1500年代)と500年くらい(!?)前のすごい古いものだそうです。重要文化財に指定されています。
ちなみに「ゴブラン織り」とはタペストリー(壁掛けなどに使われる織物)の一種だそうです。
Ensuite, je vous présente trois tapisseries qui sont pour la tenture du char. Mais, on n’a pas encore décidé quelle tapisserie sera utilisée lors de la procession des chars du 17 juillet de cette année.
Il paraît que cela depend du temps de ce jour-là.
J’aimerais voir la première personnellement !
こちら↓↓↓は平成の時代に新調された「ゴブラン織り」です。
「モンサンミシェル」の図柄の前掛も展示していました↓↓↓
「函谷鉾」では、他にもいろんな「前掛」を所有していて、17日の山鉾巡行の本番ではどの「前掛」を使うのかはまだ決めていないそうです。
「決め手」となるのはその日の天候みたいです。
17日の山鉾巡行では「函谷鉾」は5番目に登場します(ちなみに「函谷鉾」は”くじ取らず”の鉾です。毎回 ”5番目”というのは決まっています。ちなみに1番目「長刀鉾」、21番目「放下鉾」、22番目「岩戸山」、23番目「船鉾」も巡行の順番が最初から決まっている ”くじ取らず” の山鉾です)。
一体どの「前掛」をつけて「函谷鉾」は巡行を行くのでしょうか? 今からちょっとワクワクします♬
個人的には「重要文化財のゴブラン織り」をつけた「函谷鉾」を見てみたいです!
関連リンク:山鉾について(山鉾一覧) | 公益財団法人祇園祭山鉾連合会 (gionmatsuri.or.jp)
【宵山(よいやま)】
関連リンク:祇園祭2022日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・) – 京都ガイド (kyototravel.info)
14日から16日までは宵山(前祭)です。夜になると山鉾の提灯に灯がともり、祇園囃子が鳴り響きます。
そして各会所(山鉾のあるところ)では粽や手ぬぐいなどの授与品が販売されます。
15日と16日の夜は山鉾のある界隈が歩行者天国になり屋台が出ます。3年ぶりですね♬ 僕は屋台で飲み食いするのが好きなので楽しみです。
【Fête de Gion】
Cette fête dure du 1er jusqu’au 31 juillet, pendant un mois. C’est la fête du sanctuaire shinto, Yasaka jinja (八坂神社)à Kyoto. La divinité des épidémies est vénéré dans ce sanctuaire.
La fête de Gion a commencé en 869. A l’époque, les épidémies (variole, dysenterie, grippe par exemple) étaient propagées à commencer par Kyoto, mais dans tout le Japon. On croyait que c’était à cause de la divinité des épidémies. Donc, pour apaiser l’âme de la divinité des épidémies, on a commencé la fête. C’ést-à-dire que l’on croyait qu’avec la fête si on arriverait à faire plaisir à cette divinité, les épidémies disparaîtraient.
A quelque chose malheur est bon.
・Lien : Gion matsuri — Wikipédia (wikipedia.org)
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