今、高野川に、「ナワシロイチゴ(バラ科)」の実がたくさん生っています!
とてもおいしい木の実、毎朝、口にするのが楽しい季節です。
ネットを見ると、生食には向かないと書かれている情報もあります。
しかし、甘みは控えめでやや酸味がある味ですが、僕は生で食べるのは好きです♪
ジャムにしたら美味しいみたいです。実際、ビニール袋いっぱいにナワシロイチゴの実を摘んだおば様も見かけました。きっとお家で、ジャムにして食べるのでしょうね。
実(み)は、ルビー色に輝いて見えます。僕はこの実を見て、「宝石みたいやな~」って思いました。美しさにうっとりしました。
集合果の直径は1.5cmくらい、小さな実が集まっています。
花は小さく目立たないそうです。実(じつ)は、見逃していました。来年はじっくり観察しようと思います。
「ナワシロイチゴ」の名前は、イネの苗代を作る時期に実ることから来ているようです。
しかし、時期的には、ナワシロイチゴが実る前、苗代の方がずーと先に作りますよね。たぶん、苗代から田植えする時期に実るというのが実感的に正確のような気がします。
「ナワシロイチゴ」は、皆さんにもおなじみであろう、ラズベリーやブラックベリーの仲間です。
バラ科・キイチゴ属に属し、総称で「木イチゴ」と呼ばれています。「ナワシロイチゴ」も「ラズベリー」も「ブラックベリー」も「木イチゴ」です。
世界には、数十から数百種類の木イチゴがあるそうです。
「木イチゴ」がこの植物の名前だと小さい時からずっと思っていました。
しかし、「木イチゴ」という名の種は存在しないことが、今回調べてみてわかりました。
面白いことに、実った「ナワシロイチゴ」を見て、「これ野イチゴや!」「いやこれ山イチゴや!」という人もいました。
どちらもあながち間違いではありません。いわゆるキイチゴ属の種類の通称として、「野イチゴ」や「山イチゴ」という名前も一般的に親しまれているようです。
しかし、「野イチゴ」や「山イチゴ」という名の種も存在しないのです。
僕の散歩の場所、京都・高野川には、ほんといろんな植物が生えていて、食べれるものもたくさんあって、楽しい所です。自然にあふれるきれいな所です。
京都に来たら、鴨川ももちろんいいですが、「高野川」にも足をお運びくださいませ。鴨川よりも人通りは少なく、静かで、歩きやすい所ですよ♪近くには世界遺産・下鴨神社もあります。合わせて、のんびり散歩、いかがでしょうか?おすすめです。
特に、暑くなる時期は、早朝か夕方の散歩が気持ちいいですよ!
高野川にて。
【植物の名前が知りたい方へ】
道端などで知らない植物を見つけた時「この植物なんていう名前だろう?」って思われた方もいるかもしれません。
そんな時は、
専門家に質問ができ、結構早くに返信が返ってくる「エバーグリーン」というサイトが便利だと思います。
ご利用手順は簡単です↓↓↓
1. サイトを開き(クリック)→https://love-evergreen.com/
2.サイトに登録(無料)。
・登録後は「マイページ」がサイト上に自動で作成されます。
3.「マイページ」を開き、サイト上の「Q&A」より「質問」と「知りたい植物の写真」を投稿します。
4.割と短時間で専門家の方の返信が来ます。
僕は、今まで数回、質問をしてみました。返信内容は的確で、信用できると思いました。
アプリとか図鑑とかと違い、直接、人に質問できるのがいいなと思いました。
【おすすめ図鑑紹介】
僕の愛用している「学生版 牧野日本植物図鑑」です。この図鑑にある、牧野富太郎博士が描いた植物たちの絵が緻密で、素晴らしいです。一生物にする価値がある図鑑だと思います。
ご興味あれば下の画像をクリックしてください↓↓↓ 購入(Amazon)することもできます。
以下のSNSをフォローする