今朝、高野川を散歩していると、フワフワと「ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科)」が一匹飛んでいました。
日本全国、どこにでもいる蝶です。
見た目が地味なので、結構、スルーされがちかもしれません。蛾にも間違われるみたいです…。
でも、よく見ると、翅の裏の模様がきれいです↓↓↓ 名前にある「ジャノメ」は、「蛇の目」のことです。専門用語で「眼状紋(がんじょうもん)」というそうです。
「眼状紋」は、「蛇に似たその模様で、鳥などの天敵を脅すためにある」、という説と、「頭に似たその模様で、天敵をごまかし、大切な本当の頭を守るためにある」という説が、あるみたいです。
名前の「ウラナミ」は、「翅の裏が波打ち模様」をしているからだそうです。
名前の「ヒメ」は、「小さい」を意味しているようです。
「ヒメウラナミジャノメ」。名は体を表していますね♬
春から秋まで見られる蝶です。ススキなどのイネ科の植物を幼虫は食べます。イネ科の植物は、どこにでも生えているので、「ヒメウラナミジャノメ」にとっては、この世界は住みやすいのかもしれませんね♬
高野川にて。
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