午後3時すぎ、京都・高野川を散歩してたら「ハゼラン(ハゼラン科)」を見つけました。
淡い赤紫のかわいいお花をつけていました。大きさは直径6mmくらいの小さなお花です。
一目見て「きれい!」って思いました。一気に惚れました。
ハゼランは午後3時ころに花を開ける植物です。そして日が暮れる前には花を閉じてしまいます。ですので、1日のうちに咲いている花を見られるのは、2,3時間っていうところでしょうか?
僕は、毎朝同じところを散歩しているのですが、朝の時間帯にはこの「ハゼラン」の存在に気づきませんでした。無理もないです。朝は花が咲いていないのです。
午後3時ころ咲くので「三時草(さんじそう)」という別名があります。
僕がちょうど見つけた時間が3時過ぎでした。ハゼランのお花に出会えたことに幸運を感じました♬ 狙ったわけではありません。その出会いは偶然でした!
下の写真↓↓↓は午後6時半ころ撮りました。もう花が閉じていました。
ほんと、咲いている時間が短い植物なのだと実感しました。なぜそんなに咲いている時間が短いのかは、よくわかりません。
生き物の持つ「生物時計」は種ごとによって様々なんでしょうね。
でも、とても面白いと思いました。
「ハゼラン」は「ラン」という名前がついているので、蘭の仲間と思われがちですが、違います。
スベリヒユに近い仲間(スベリヒユ科に分類されていることもあります)で、スベリヒユ同様、葉は食用になるのだそうです。
多肉の葉はぬめぬめしていて、美味しいのだそうです。
「江戸の花火」という別名もあるそうです。放射線状につく赤い実が「江戸の花火」みたいなので付けられたらしいです。
江戸とつくだけあって、粋な名前だと思います。
【花言葉】Langages des fleurs
「真心」: Sincérité
「永遠にあなたのもの」: Je suis à toi éternellement
原産地は南米です。明治時代に観賞用として日本にやってきたそうです。
花は6月~10月くらいまで咲きます。
今は野生化しています。道端や人家近くの石垣の隙間などに見られます。皆さんのご近所にも生えているかもしれませんね。
ハゼランのお花を見れるのは、午後3時ころですよ🎵
また、繁殖力が強く、丈夫です。
世界遺産・下鴨神社の外壁の上にも生えていました!
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アプリとか図鑑とかと違い、直接、人に質問できるのがいいなと思いました。
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