今朝は雨が降っている京都よりお届けします。
昨日より三月に入り、肌寒さもだいぶやわらぎ、陽が照ると汗ばむ季節になりました。春ですね♬
野に生える植物たちも花をつけ始めています。
川の遊歩道のコンクリートの土手の上に「ヒメオドリコソウ(シソ科)」が小さいお花をつけているのを見つけました。
ヒメオドリコソウはヨーロッパ原産の帰化植物です。繁殖力が強い、春に花咲く植物です。
先日このブログで紹介した「ホトケノザ(シソ科)」とよく似ています。ブログ記事と写真はこちらから→https://kyoto-taketo.com/2021/02/18/plante-34/
「ヒメオドリコソウ」と「ホトケノザ」の違いは、外見では、「ヒメオドリコソウ」の葉は柄があるのに対し、「ホトケノザ」は茎に直接、葉がついているところが分かりやすい違いだと思います。
もう一つの違いは、「ヒメオドリコソウ」はおいしく食べれるみたいです。「ホトケノザ」は食べようと思えば食べれるみたいです。微量の毒があるので、お腹をこわす可能性があると説明しているサイトもありますが、調理法によっては美味しく食べれるみたいです。
僕は、実はまだ「ヒメオドリコソウ」を食べたことがありません。天ぷらやゴマみそ和え、ハーブティーにするとおいしいのだそうです。今度一度食べてみようと思います。
「ヒメオドリコソウ」は小さい(姫)「オドリコソウ」という意味です。漢字では想像の通り「姫踊子草」と書きます。花の形が「笠をかぶった踊り子」に似ていることからその名がついたみたいです。
花言葉は「快活」、「陽気」、「愛嬌」、「春の幸せ」だそうです。
京都で言えば、芸舞妓さんの「春のをどり」を思いました。青空の下、舞妓ちゃんが舞を舞っている姿を思い浮かべました。コロナの影響で、今年の「春のをどり」は中止、また先斗町の鴨川をどりは「オンライン」開催と、例年とは状況が違います。
僕は特に祇園甲部の「都をどり」が好きです。観光ガイドの僕は、フランス語圏から来られるお客さんと何度も公演を見に行きました。今年は、昨年に引き続きコロナの影響で中止になってしまいました。来年は、できればまたお客さんと一緒に「都をどり」を見に行きたいです。そんな思いを込めて「都をどり」の動画も載せておきます↓↓↓動画では「令和二年四月南座公演」と書いてありますが、こちらの公演も中止になってしまってます。
「みやこ~をどりは~よ~いや~さ~♪」
Voici une vidéo sur le spectacle de Maïko qui s’appelle ” Miyako odori ” à Kyoto. ” Miyako ” signifie ” Kyoto “, ” odori ” ” danse ” . Ce spectacle a lieu tous les printemps. C’est le spactacle qui annonce le ” printemps ” à Kyoto. Mais, malheureusement, cette année suivie par l’année dernière, le spectacle est annulé à cause de la covid-19. En pensant au printemps de Kyoto, on pourra voir la vidéo ci-dessus. Merci !
そんな中、こちらの「姫踊子草」たち↓↓↓は今年も元気に舞を舞ってくれることだと思います💃
京都・高野川にて。
おまけ:
僕の愛用している「学生版 牧野日本植物図鑑」です。この図鑑にある、牧野富太郎博士が描いた植物たちの絵が緻密で、素晴らしいです。
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