京都・下鴨神社(世界遺産)の東側に神社に沿った道があり、お家が並んでいます。そのうちの一軒の玄関先の小さなお庭に、「オオケタデ」が生えています。
オオケタデは日本最大のタデの仲間です。高さは1~2mにもなります。
穂も大きく見事です。色もあざやかな赤紫色できれいです。開花するときはちょうど今、秋です。
日本へは江戸時代にアジアから観賞用として導入されたようです。園芸種でもありますが、野生化したものも多いみたいです。
この写真のオオケタデは人家の玄関先に生えているのでおそらく住民の方が丹精込めて育ててるのだと思います。一方、野生で生えているオオケタデは僕はまだ見たことがありません。
フランス語でオオケタデのことを「La renouée d’Orient」といいます。日本語に訳しますと「東洋のタデ」になります。なんだか王者の風格ただよってきませんか?
ちなみに世界ではタデの仲間は約1000種類、日本では約60種類あるそうです。
京都・下鴨神社付近にて。
以下のSNSをフォローする