今日は一日中雲の多い京都でした。すこし肌暖かく感じました。
高野川を散歩中、「サクランボ」をつけた桜に出会いました。
カラミザクラ(唐実桜)です。食べれます!
実に立派な実をつけていました。粒の縦の長さは1.5cmくらいでしょうか。
三粒食べてみました。
味は…
おいしかった!です。多少渋みがあるものの、ほんのり甘く、結構いけました!
一般に「サクランボ」と呼ぶ桜の仲間は、「セイヨウミザクラ(西洋実桜)」という食用の品種です。その他食用の桜(ミザクラ)には約1000種類くらいあるそうです。
「カラミザクラ」もそのうちの一品種で、「セイヨウミザクラ」に比べて若干酸味が強いことで知られています。
また、「セイヨウミザクラ」がサクランボを指す「桜桃」と言うのに対し、「カラミザクラ」は「暖地桜桃」と呼ばれています。
「セイヨウミザクラ」はスーパーで売っている品種で、7割が山形県で生産されています。涼しい地域で栽培される品種ですね。一方暖地でも育つ(京都でも育ってます♬)「カラミザクラ」は「暖地桜桃」なんですね。
実は、「ソメイヨシノ」などの観賞用の桜にも実はつきます。見たことある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、小さく、黒く、すぐ落下してしまうのが特徴です。
僕は観賞用の桜の実も食べたことがあります。しかし、食べれるには食べれましたが、そんなにおいしいものではありませんでした。甘みもあまりなかった記憶があります。
面白いことに、京都観光でフランス語ガイドとして「レユニオン島」からお越しのグループをご案内していた時、ちょうど実をつけている観賞用の桜に出会いました。「食べれるの?」と聞かれたので、「食べれないことはないよ。」と答えました。すると、何人かは「おいしい!」って言っていくつも食べていました。正直、少し衝撃的な光景でした。彼女らにとっては美味しかったのでしょうね。でも日本人で、「おいしい、おいしい」と言って観賞用の桜の実を食べている人にはまだ出会ったことがありません。
昨日雨が降ったので、雨のしずくに包まれた実がとっても美味しそうにみえます↓↓↓まるでシロップでコーティングしたお菓子のようです♬
まさか、近所に「サクランボ」が生えてるなんて思ってもみませんでした!
まさか、近所で「サクランボ」をつまんで食べれるなんて思ってませんでした!
ムチャ嬉しいです!
実は以前にこのブログでこの桜の開花している時の様子を記事にしてました↓↓↓
ソメイヨシノ開花? 玉縄桜(タマナワザクラ)かな? | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
その時はこの桜の品種はわかりませんでした。色々調べたところ「玉縄桜(タマナワザクラ)」なのかな?と思いました。
でもようやく今日、この桜が「カラミザクラ」とわかりました。スッキリしました。嬉しいです。
なぜわかったのかというと、専門家の方に写真を送って聞いてみたのです。
「エバーグリーン」というサイトを利用しました。わからない植物の名前を写真と共に尋ねたら、専門家の方が答えてくれます。ご利用の仕方は簡単です。やり方をこのブログの下にある【植物の名前が知りたい方へ】という欄でご覧いただけます。ご興味あられる方は一度お気軽にご利用されたらいかがでしょうか?無料です。
下の写真↓↓↓は今年の3月9日に撮りました。「ソメイヨシノ」よりずいぶん早く満開になっていました。
そして今日、4月30日に撮った写真です↓↓↓ 3月9日に撮った時とずいぶん木の形が違うように見えます。実がたわわになっているためか、枝が垂れ下がっているように見えます。
【今日、この「サクランボ」を食べに来た動物(僕が見かけた範囲で)】
僕を含めて3人の人間とメジロとイソヒヨドリ。
1人は近所の方らしく、バックを手に提げ、まさに「収穫」しに来たようです。毎年楽しみにしているのではと思いました。
メジロさんにもお花や果実があるところではよく会います!この前もここで会いましたね。↓↓↓
サクランボで有名な曲といえは、大塚愛さんの「さくらんぼ」かもしれませんね。僕はこの曲、正直よく知らないのですが、メロディーは聞いたことがありました。耳に残るメロディーと明るい感じがいいですね♬
C’est la chanson japonaise intitulée ” Sakuranbo ” qui signifie ” Cerise ” en français. OTUKA Ai, chanteuse japonaise, la chante. Cette chason a eu du succès en 2003. Sa mélodie est assez familière chez nous.
高野川にて。
【植物の名前が知りたい方へ】
道端などで知らない植物を見つけた時「この植物なんていう名前だろう?」って思われた方もいるかもしれません。
そんな時は、
専門家に質問ができ、結構早くに返信が返ってくる「エバーグリーン」というサイトが便利だと思います。
ご利用手順は簡単です↓↓↓
1. サイトを開き(クリック)→https://love-evergreen.com/
2.サイトに登録(無料)。
・登録後は「マイページ」がサイト上に自動で作成されます。
3.「マイページ」を開き、サイト上の「Q&A」より「質問」と「知りたい植物の写真」を投稿します。
4.割と短時間で専門家の方の返信が来ます。
僕は、今まで数回、質問をしてみました。返信内容は的確で、信用できると思いました。
無料です。
アプリとか図鑑とかと違い、直接、人に質問できるのがいいなと思いました。
【おすすめ図鑑紹介】
僕の愛用している「学生版 牧野日本植物図鑑」です。この図鑑にある、牧野富太郎博士が描いた植物たちの絵が緻密で、素晴らしいです。一生物にする価値がある図鑑だと思います。
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こんばんは。京都にこんなに早い時期にさくらんぼが実っているのはびっくりしました。山形のさくらんぼの収穫の時期は大体6月半ば過ぎから7月上旬位が旬ですね。山形でも山寺の立石寺に行く途中の辺りの土地のさくらんぼがいろんな所を食べましたが一番美味しく感じました。京都のさくらんぼは梅干しみたいにしたら美味しく食べれそうですね。
郁子さん おはようございます! ご出身の山形のサクランボは格別においしいでしょうね。山寺に行く途中の土地のさくらんぼが一番美味しかったのですね♬それはその辺に生えている農家のさくらんぼを自由につまみ食いできるって感じですか?それとも有料の果樹園でしょうか? いろんな所で食べた と聞き、さすが山形だと思いました。京都で僕が昨日食べたさくらんぼは、どうも少し開花期や実る時期が早い品種のようです。でも今年はおそらく例年よりも早かったと思います(どの植物も今年は早いですよね)。梅干しみたいにするとは、塩漬けにするって感じでしょうか? さくらんぼは高級品のイメージがあり、普段全く食べないので、いろいろ食べ方があるみたいなところを知り、興味をそそられます。きっと、山形県人の方は、どの県の人たちよりも「さくらんぼ愛」がお強いのかなって思います
いろんな場所と言うのは天童市な寒河江市や東根市などの山形の市町村なのですが、やはり山形でもさくらんぼは高級なフルーツなのでスーパーで売っていても自分用に購入する事な少なく贈答用ですね。大体は果樹を持っている方からいただく事がほとんどで私の家ではその時期は飽きる程くらいいただくのでテーブルにはいつもありました。
母方のおばあちゃんが梅では無くさくらんぼで梅干しみたいに作っていた事を思い出しました。きっと京都のさくらんぼはその様すれば美味しくいただく事が出来るのかな?
郁子さん いくらなんでもつまみぐいはないですよね…お恥ずかしい。京都のとは違い、高級で、売られているさくらんぼは違う品種の花粉を受粉させないと実ができないみたいなので、一花一花人工授粉しているらしいです。それだけ、手間暇、愛情がかかっているので、高級なフルーツである意味を想像するのは難しくないです。あと旬も短いんですよね、確か。さくらんぼがいつもテーブルのある光景、山形らしくてほほえましいです。そうなのですね、梅の代わりにさくらんぼ干し、一度試食してみたいですありがとうございます!