昨日、巨椋池干拓地を流れる古川に一羽のハマシギ(シギ科)がいました。何度も何度も嘴を水面に入れ泥の中のエサを捕っている様子でした。ゴカイ類や貝類をエサにしているようです。
ハマシギは春、秋に通過する旅鳥であり、冬に越冬する冬鳥でもあります。今の時期は旅鳥であるハマシギが京都にも寄ってくれたようです。いずれまた南の国へ旅立ってゆくようです。その後11月中旬頃に、越冬群がやってきます。ただ、そのやってくる越冬郡が最近は数も減り、今は京都府改訂版レッドリスト2021で絶滅危惧種に指定されています。
1980年代の冬には鴨川で最大400~500羽が越冬していたそうです。でも1990年代になって激減し、今は全国的にも越冬数が減少しているそうです。
僕は3年前、広沢池で小規模ながら越冬するハマシギの群れを見たことがあります。それ以降毎冬観察に行ったのですが、ハマシギを見ることはありませんでした。飛来するハマシギの数が減っていることは実感していました。
・関連記事:ハマシギ越冬中! 広沢池 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto
今回、久しぶりにハマシギに出会えました。冬にも群れでやって来てくれたらいいなって思います。
Hier, je suis tombé sur un Bécasseau variable sur une rivière. Cet oiseau est migrateur. Mais il semble que malheureusement, le nombre de cet oiseau qui vient à Kyoto diminue d’année en année. Il est classé à l’espèce menacée d’extinction à Kyoto. Autrefois, il y a trente ans, dans les années 90 il paraît qu’il y avait 400, 500 Bécasseaux variables qui venaient hiverner à la rivière Kamo… Il semble que l’environnement nauturel se perd sûrement…
Que beaucoup de Bécasseaux variables viennent cet hiver à Kyoto…
【巨椋池干拓地(おぐらいけかんたくち)】
・「巨椋池干拓地」は京都盆地の南に広がる農耕地や住宅地。かつては「巨椋池(おぐらいけ)」という広い湖だった。広さは8㎢ あった。
・1941年に造成された。
・参考:「巨椋池」とは?~干拓によって失われた日本最大の池~ – カルチャー|まっぷるトラベルガイド (mapple.net)
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