京都で今年話題の神社があります。
瀧尾神社です。JR(もしくは京阪)東福寺駅より北へ徒歩数分のところにあります。昨日行ってきました。
1月31日まで、境内の拝殿の天井にいる「龍」を間近で見られます。拝殿に上がれるのは12年に1度、辰年だけだそうです。
(特別拝観(昇殿参拝)は、1月31日まで(木曜日除く)、午前9時から午後4時までとなっています)
・関連リンク:【公式】瀧尾神社 誠龍会 京都 (xn--bgt367brtgwd.com)
Hier, je suis allé au sanctuaire shinto, Takio jinja situé près de la gare de Tofukuji. Car, en ce moment, on peut voir la sculpture en bois du dragon dans un bâtiment sacré appelé ” Haïden (où on prie la divinité ). Jusqu’au 31 janvier, on peut monter dans ce bâtiment qui abrite le dragon. C’est une précieuse occasion, car on ne peut y monter que tous les 12 ans, l’année de dragon. Et on peut admirer de près la sculpture du dragon. Il semble qu’on peut la voir depuis l’extérieur sans monter à ce bâtiment, mais, c’était magnifique ! J’ai été très content de l’avoir vue de près !
神社の拝殿にあがれる機会すら滅多にないと思いました。僕はそれだけでちょっと感動しました。
実際見てみて、思っていた以上に迫力がありました!驚きました。感激しました。
この龍の彫刻は、江戸時代後期の彫刻師、九山新太郎が制作したそうです。龍は全長8m。
この龍があまりにもリアルなため、住民の間で「夜になると、龍が動き出して水を飲みに行く」と怖れられたそうです。そのため以前は、龍に金網が敷かれていたそうです。それだけ住民の人は本当に怖かったんでしょうね。
見る方向によっていろんな姿の龍がみえました。
彫刻師の九山家の一派は、祇園祭の後祭の巡行に登場する「大船鉾」の龍頭も製作したといわれています。
大船鉾の龍頭を彫った現九山新之丞(森さん)は九山家とは関係がありません。大船鉾の龍頭製作に際し、九山家は一代に限り「九山新之丞」襲名を許可しました。したがって、今の「九山新之丞」は九山家の血筋ではないのです。
そして、禁門の変で焼失した大船鉾は、2014年に巡行へ復活。その後、2016年に金ぴかの龍頭も再現されました。この龍頭を製作したのが、現・九山新之丞さんです。この方は、九山家とは関係がないとのこと。ただこの方に、九山家が一代限り「九山新之丞」襲名を許可したとのこと。血筋とは関係なく名を襲名することがあるんですね。現・九山新之丞さんはそれほど凄腕の職人さんなんでしょうね♬
ちなみに、大船鉾の龍頭製作期間には、瀧尾神社の龍の首が取り外されたそうです。モデルにするため移動していたようですね。
大船鉾の巡行の様子です。龍頭のモデルが、瀧尾神社の龍だそうです。
すごく迫力があって、かっこよくて、リアルですよね♪
Voici le char avec la tête de dragon reproduit par le clan du sclpteur ! Ce char a brûlé à cause de la guerre civile ” Kimmon no hén ” en 1864. Et en 2014, il a été reproduit !
こんにちは。一つ訂正を御願いしたいと思います。大船鉾の龍頭を彫った現九山新之丞(森さん)は九山家とは関係がありません。大船鉾の龍頭製作に際し、九山家は一代に限り「九山新之丞」襲名を許可しました。したがって、今の「九山新之丞」は九山家の血筋ではないのです。
Q太郎様
こんにちは。
ご指摘ありがとうございます。
訂正します。
Q太郎さんはお詳しいですね。何かご研究をされているのですか?
TAKETOABRAY様
ご訂正有難うございました。彫物師九山家の系譜は明治から大正初年に西宮の西福寺で作品を彫った九山新太郎清房が最後と(現時点では)考えられています。
Q太郎様
こんにちは。コメントありがとうございます。
職人家の血筋が杜絶えるお話は、聞くだけでで寂しい気分になりますね。