今日3月3日は「桃の節句」ですね。
京都御苑でも「モモ(バラ科)」が咲きだしていました。
モモは梅や桜よりもお花が大きいですね。
「桃の節句」は女の子の健康と成長、幸せを願う日でもあります。
「桃」は昔から「厄除け」に効くとされています。
「古事記(712年編纂)」では、黄泉の国で変わり果てた妻「イザナミ(厄の象徴)」に夫「イザナギ」が追われ、その際、イザナギがイザナミに桃を投げつけて逃げ切ったというお話があります。
「桃太郎」も鬼(厄の象徴)をやっつけます。
その桃の力にあやかって女の子の厄を払い、幸せを願うのが今日なのです。
かつては、「流し雛」という人形をわらの舟に乗せ、小川に流し、その人形に厄を乗せ、お祓いをした習わしがありました。その人形が「ひな人形」になり、この日に、女の子のいる家庭では「ひな人形」を飾る習わしができました。
京都・下鴨神社でも毎年3月3日の桃の節句には、大きなひな人形を飾ります。「流し雛」もやります。でも今年は、コロナの影響で、どちらも中止になりました。来年は、是非、開催してほしいものです。
「うれしいひなまつり」
On chante le 3 mars dans la fête des filles, cette chanson (lien ci-dessus) intitulée ” Chanson de Hina-matsuri. Je présente ci-dessous une partie des paroles traduites en français.
Allumons les bombori (lanternes)
Offrons les fleurs de pêcher
Animé par les 5 musiciens
Fêtons ce jour le hina-matsuri
旧暦の3月3日は、新暦の4月初旬くらいなので、昔は「3月3日」はモモが満開だったのでしょうね。
皆さんの厄、世界の厄(コロナ)が退散しますように。
京都御苑にて。
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