※京都御苑の生き物の採取は一切禁止です。
今日の午前中、京都御苑で月1回行われている「きのこ観察会」に参加してきました。
「きのこ観察会」の様子などはまた明日のブログで紹介したいと思います♬→京都御苑のキノコたち ~キノコ観察会に参加して~ | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
今日のブログでは、「きのこ観察会」で見れたオニフスベ(ハラタケ科)を紹介します。
僕は生れて初めて見ました。実は僕は小さい頃からこのキノコを見たかったんです !
Ce matin, enfin j’ai pu rencontré pour la première fois un champignon que je voulais voir depuis mon enfance. C’est ” Onifusubé / オニフスベ ” en latin ” Calvatia nipponica” , qui fait partie de la genre de Calvatia : Calvatia — Wikipédia (wikipedia.org).
Le nom en japonais ” Onifusubé ” veut dire ” bosse d’Oni / 鬼, ogre japonais “. Je pense que ce nom convient à ce champignon !
J’en ai vu dans le parc du palais impérial de Kyoto à l’occasion de la participation de l’événement de l’observation des champignons. Cet événement a lieu une fois par mois. Dans l’événement, des experts expliquent les champignons en guidant les participants dans ce parc.
オニフスベは大型のキノコです。見れたのは直径が20㎝くらいのものでした。大きいものは1mにもなるのだそうです。
見れた個体は頭の部分(!?)がもげた状態でした。
そしてもう一つ個体がありました↓↓↓ それはもう十分活動を終えた老菌の状態でした。
頭を触ると胞子がもくもくとでました。
地面からは、はがれた(はがされた?)状態でした。そのため手に持たせてもらいました。
それはシフォンケーキ並みのフワフワ感があり、とても軽かったです!その軽さはほんと軽くてびっくりしました!
ちなみに「オニフスベ」とは「鬼の瘤(こぶ)」を意味するそうです。ピッタリの名前だと僕は思いました♬
観察会の参加者が手に持っている様子です。大きさが想像してもらえると思います。
【牧野富太郎博士とオニフスベ】
「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎博士(1862‐1957)が植物の興味を持つきっかけとなったのがこの「オニフスベ」のなのだそうです。
幼少のころオニフスベを見つけた富太郎は、その不思議な植物に魅了されます。このことをきっかけに富太郎は生涯を日本の植物分類学の発展に捧げることになります。
【牧野富太郎博士の生涯がドラマ化!NHK連続テレビ小説「らんまん」】
2023年の春から始まるNHK連続テレビ小説「らんまん」は、牧野富太郎博士の人生のお話です。この放送で多くの方が牧野富太郎博士のことを知っていただけると思うと、僕はとても嬉しいです♪
ドラマの詳細はこちらからご覧いただけます→関連リンク:2023年度前期 連続テレビ小説『らんまん』 主演は神木隆之介さん! | 連続テレビ小説 | NHKドラマ
Je respecte MAKINO Tomitaro (1862-1957), botaniste japonais. On l’appelle le ” père de la botanique japonaise “. Il a beaucoup contribué au développement de la botanique japonaise.
Lors de son enfance, il est tombé sur un Onifusubé près de chez lui. Depuis cela, il est attiré par le charme des plantes, il voue sa vie à la botanique.
Quand j’ai vu ce Onifusubé, j’ai eu l’impression d’avoir un peu compris le sentiment de Tomitaro lorsqu’il en a découvert !!!
確かにインパクトありますね!一見何の物体かわかりません。不思議なものです。
僕は今日人生で初めてオニフスベを見て、富太郎がオニフスベを見つけた時のワクワクが少し実感として分かった気がしました♬
僕が小さい時読んだ子供向けの「牧野富太郎の伝記」の最初の方のページにイラスト入りで載っていたオニフスベ。やっと会うことができました!!
うれしかったです!!!
今度はもっときれいな丸っとしたオニフスベにも会いたいです!
ちなみに、オニフスベはそんなに珍しい種類のキノコではないようです>。<
【オニフスベは食べれる】
Ce champignon est comestible. Voici la vidéo (lien ci-dessous) qui montre comment on peut préparer pour en manger !
何とこのキノコ食用になるそうです。「オニフスベ 料理」と検索したら結構ヒットしました。どうにもならないくらい「まずかった」と言っている人もいました。その人のブログを見てたら食べる気は起りませんでした(そりゃそうですよね、まずいと言ってるんですから…)。
そんな中、オニフスベを美味しくいただいている動画がありました↓↓↓ ちょっと凝った味付けをしているみたいでした。この動画見てたら食べたくなりました♬
【京都御苑】
・HP:京都御苑 | 一般財団法人国民公園協会 (FNG.OR.JP)
・24時間公園内に入ることができる。無料。
・苑内には四季を通じて、400種類以上のキノコが生息している。
・苑内の生き物の採取は一切禁止。
・敷地面積は約90ヘクタール。
【植物の名前が知りたい方へ】
道端などで知らない植物を見つけた時「この植物なんていう名前だろう?」って思われた方もいるかもしれませんね。
そんな時は、
専門家が名前を教えてくれる「エバーグリーン」というサイトが便利だと思います。
ご利用手順は簡単です↓↓↓
1. サイトを開き(クリック)→HTTPS://LOVE-EVERGREEN.COM/
2.サイトに登録(無料)。
・登録後は「マイページ」がサイト上に自動で作成されます。
3.「マイページ」を開き、サイト上の「Q&A」より「質問」と「知りたい植物の写真」を投稿します。
4.割と短時間で専門家の方の同定結果が返信されてきます。
僕はよくこのサイトを利用しています。アプリとか図鑑とかと違い、直接、人に質問できるのがいいなと思います。おすすめです♪
【おすすめ図鑑紹介】
僕の愛用している「学生版 牧野日本植物図鑑」です。この図鑑にある、牧野富太郎博士が描いた植物たちの絵が緻密で、素晴らしいです。一生物にする価値がある図鑑だと思います。
ご興味あれば下の画像をクリックしてください↓↓↓ 購入(AMAZON)することもできます。
【牧野富太郎博士の生涯がドラマ化!NHK連続テレビ小説「らんまん」】
来年春から始まるNHK連続テレビ小説「らんまん」は、牧野富太郎博士の人生のお話です。この放送で多くの方が牧野富太郎博士のことを知っていただけると思うと、僕はとても嬉しいです♪
ドラマの詳細はこちらからご覧いただけます→2023年度前期 連続テレビ小説『らんまん』 主演は神木隆之介さん! | 連続テレビ小説 | NHKドラマ
1 件のコメント