今日から7月ですね♬ 京都では祇園祭が始りましたね♬
僕は、京都市北部に位置する深泥池(みどろがいけ/みぞろがいけ)でハッチョウトンボ(トンボ科)を見て来ました。
ハッチョウトンボは貴重なトンボです。深泥池では採集は厳禁です!優しく見守りましょう!!
ハッチョウトンボは体長が2㎝くらい(十円玉の直径くらい)のとても小さいトンボです。
日本で一番小さいトンボで、世界的にも最小クラスなのだそうです。
オスが真っ赤、メスが茶褐色をしています。
僕はこんな小さなトンボを初めて見ました。あまりの小ささにビックリしました!とても可愛くってキレイでした!!
・オス
・メス
ハッチョウトンボは京都府の準絶滅危惧種に指定されています。いろんな県で絶滅危惧種に指定されています。
生息地は局地的で年々数は減っているそうです。
On dit qu’il y a environs 60 espèces de libellules dans cet étang parmi les 200 d’environs d’espèces de libellules au Japon et les 5 000 d’environs d’espèces de libellules dans le monde. La nature y est abondante !
世界に約5000種類、日本には約200種類のトンボが生息しているそうです。
深泥池には約60種類、日本のトンボの約3分の1が生息しているのだそうです。
深泥池は「トンボの楽園」なのですね♬
しかし残念ながら「ベッコウトンボ」は深泥池では絶滅したようです。
都会に中にある池なので人間活動と環境の変化が直結しやすいと思います。言い換えればとても不安定な環境と言えると思います。
いつまでもこの貴重な「トンボの楽園」があり続けて欲しいです。
【天然記念物】
深泥池には貴重な動植物が生息しています。これらすべての動植物は「国の天然記念物」に指定されています。
そのため動植物の採集は一切禁止です。もし採集をしたら罰則の対象になります。
この池に住む生き物たちを優しく見守りましょう!
なお外来種による深泥池の生態系が乱される事態が起こっており、そのため「深泥池水生生物研究会」により定期的に外来種駆除の活動が行われているようです。詳しくは会のHPをご覧ください→深泥池水生生物研究会 (google.com)
【深泥池】
・深泥池は、周囲1540m、面積9.2ha の池。
・およそ1万年前の氷河期に生きていた生物が今もなお、この池で生きていることで有名。ここに住むすべての生き物は国の天然記念物に指定されている。
・怪談「幽霊タクシー」の起源の池といわれる。
・東側に池に突き出た山がある。その山は「チンコ山」という。正式名称。
・14万年前に形成されたとされる。日本最古の池という話もある。
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