先日、京阪宇治駅に行ってきました。
このブログの読者のお友達が「コシアカツバメのコロニー」があると教えてくれたので、見て来ました。
雛が巣から顔を出していました。
親鳥がせっせと雛にエサを運んでいるようでした。2羽いるのは↓↓↓つがいかな?二人で子育てをしているのかな?
【コシアカツバメってどんなツバメ?】
コシアカツバメは夏鳥です。ツバメ(ツバメ科)と同様初夏に日本へやってきて繁殖をします。そして秋に去って行きます。
主に本州中部以西で飛来数が多いようです。だた近年、繁殖地が北へ拡大しているようです。
コシアカツバメはツバメより一カ月ほど遅く飛来するそうです。
コシアカツバメは京都府では全域で繁殖をしていますが局地的だそうです。公共施設や大きな建物を利用してコロニー(集団営巣)を作ることが多いようです。
コシアカツバメの巣は「とっくりの形」をしているので、そのため「トックリツバメ」と呼ばれることもあるそうです。
まさにとっくり型の巣ですね♬
この巣を作るのにどれくらいの時間と労力をかけているのか…。親ツバメの愛情を感じざる得ません。
下のコシアカツバメ↓↓↓、巣作りを始めたように見えます。壁に唾液で土や藁を固めたものを何度も貼り付けていってあの「とっくり」を作るようです。一体何千往復するんでしょうね?
僕は、ツバメが京阪宇治駅の駅舎に巣を作っていることは昔から知ってはいましたが、たいして気にも留めていませんでした。
でも今回、じっくり見てみました。それが僕が見たかったコシアカツバメの巣でした。
というのは先日雨の日、家の前で電線に留まるコシアカツバメの親子を見て、是非巣も見たい!って思っていたんです。その時は生まれて初めて「コシアカツバメ」を見たと思ってました。でもよくよく過去を振り返ると、京阪宇治駅で何度も見てたツバメは「コシアカツバメ」なんだと気づきました→コシアカツバメ 初めて見ました♫ | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
【人の意識って…】
人って自分が関心がないことはあまり深く知らない、むしろ意識を素通りしているのだなって思いました。
僕は2年ほど前から鳥が好きになりました。そうしたら日常でいつも鳥を意識している自分がいます。
そんな自分だからこの「コシアカツバメ」を意識し、出会えたのだと思いました。
全くの余談ですが、僕は独身です。パートナーはいません。それは僕が今まで「パートナー作り」にそれほど関心を持ってこなかったからなのだろうなって気づきました。
「意識をしたら出会えるよ!」「意識しまくってもう会いたくて、会いたくてたまらない!という状態になったら出会えるよ!?」とコシアカツバメさんから教えていただいた気がします♬
【コシアカツバメが巣を作ることで困っていること】
観光案内所の方のお話によると、
1995年に今の新駅舎が完成して以来、毎年コシアカツバメが巣を作っているそうです。
多くの方が利用する駅。皆がみんな鳥好きなわけでもありません。
「気持ち悪い」「フンや藁が落ちてきてイヤ」など苦情が絶えないそうです。中にはアレルギーの方もいるそうです。
手の届く範囲で巣の除去をしているそうです。でも卵を産んだり、雛がかえってしまったらどうしようもないそうです。
それは「鳥獣保護管理法」によるものだと思われます。「鳥獣保護管理法」では、野生鳥獣や鳥類の卵の捕獲や殺傷、採取などが原則として認められていません。しかし、農作物などに被害が出ている場合などに行政の許可があれば鳥類の捕獲ができるみたいです。
「駅を利用する人たちへの迷惑」は「行政の許可」の対象となるのでしょうか?実際、アレルギーの方は「命」の問題に直面しているともいえると思います。そのことを思うと、私見ですが、許可の対象にしてもいいように思うのですが…。
そもそも新駅舎がどうもコシアカツバメにとったら巣を作る場所として適していたようです。
総コンクリート造りのモダンな駅舎。とても素敵なデザインだと思います。まさかデザインをした時は「ツバメ迷惑」が起こるなんて思ってもいなかったでしょう。
コシアカツバメにも駅を作った人にも何の罪はないと思います。
一体どうしたらこの問題は解決するのでしょうか?
コシアカツバメが毎年春に来てそして秋に去って行くまでの期間、駅にとったら大きな悩みの期間でもあるようです。
Il y a un problème sur cette gare de Uji. C’est les fientes des Hirondelles rousselines qui vivent là.
Depuis la construction du bâtiment de la gare en 1995, les Hirondelles rousselines nichent tous les ans. Pour elles, ce bâtiment en béton était approprié pour faire leurs nids. Elles restent du printemps à l’automne pour se reproduire dans la gare.
D’autre part, des passagers se plaignent des fietes qui tombent. Parmi eux, il paraît qu’il y a des allérgiques d’oiseaux et de fientes.
Des employés de la gare enlèvent des nids autant que possible. Mais dès que les Hirondelles rousselines pondent dans leurs nids, il n’est plus possible d’enlever ces nids, car les oiseaux sauvages sont protégés par la loi.
Donc du printemps à l’automne, pour la gare, c’est la période du tourment.
Comment peut-on coexister avec les Hirondelles rousselines ?
【鳥の名前が知りたい方へ】
「日本の野鳥識別図鑑」というサイト内の「鳥の名前質問コーナー」が便利だと思います。
「鳥の名前質問コーナー」に、調べたい鳥の写真と撮影地、日時を投稿すると、コミュニティの参加者から回答が来るシステムです。
僕もよく利用しています。
リンクはこちら→鳥の名前質問コーナー – 日本の野鳥識別図鑑 (ZUKAN.COM)
「鳥の名前質問コーナー」に投稿するためには、ログインが必要です。
「メールアドレスとパスワード」もしくは、「FACEBOOK」から簡単にログインできます。
【おすすめ野鳥図鑑】
・日本で見られる全ての野鳥を掲載している決定版的野鳥図鑑。
・コンパクトなA5判サイズで携帯用としても優れています。
・図鑑内の全ての写真が一人の野鳥写真家によって撮られています。
・説明もわかりやすく、見ているだけでも楽しい図鑑です。
・ブログ管理者の私も愛用しています♬
ご購入は下の画像をクリック↓↓↓してください。amazonのページにとびます。
1 件のコメント