京都の街中を流れる高瀬川沿いを並走する通りを木屋町通といいます。
北は二条通から南は七条通まで、約2.8㎞ある通りです。
木屋町通沿いは桜並木になっています。約320本の桜があります。
桜の開花中(4月上旬まで)は夜間ライトアップもされています。
ただいま満開中!僕は昨日、木屋町を通ったのですが、とっても桜たちがきれいで、感動しました!
【高瀬川】
高瀬川は運河です。
1610年、豊臣秀頼(1593-1615)の命により、豪商、角倉了以(1554-1614)が建設しました。
目的は「京都大仏、大仏殿再建」のためだったそうです。
高瀬川開通前、初代大仏殿を建立するため、資材の石や木材を、鴨川で運んでいました。でも鴨川の流れは速く、資材運搬はとても大変だったそうです。
初代大仏殿が火災で焼失の後、再建されることになりました。それに合わせて高瀬川は開通されました。
流れが緩やかな高瀬川が資材運搬に活躍したそうです。
【木屋町】
高瀬川が開通後、高瀬舟で運搬された薪や木材が集まり、材木問屋や材木商が一帯に集まるようになりました。
そのため「木屋町」という名前がつけられたそうです。
「高瀬舟」は高瀬川の出発点、二条通あたり、津島製作所やがんこ二条苑の前に展示しています。
薪や木材だけでなくお米や酒などの生活物資も運び、京都の発展に大いに役に立ったようですね。
【木屋町通】
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