冬になると、「ロゼット」になる植物があります。
「ロゼット」とは葉や茎が地面にたいらに生える状態のことをいいます。
タンポポ(キク科)やオオバコ(オオバコ科)みたいに生涯「ロゼット」の植物と、冬になったら「ロゼット」になる植物があります。
寒い冬を生き抜くため、光や太陽のぬくもりを精一杯「受け止める」形なのですね。
写真の植物↓↓↓は「ギシギシ(タデ科)」でしょうか?とても美しい幾何学模様ですね。東向きの土手に生えていました。朝日を目いっぱい浴びれるポジションです。朝日を浴びて「セロトニン」を放出さすかのようです。最高のポジショニングだと思います!
(セロトニンとは脳内物質の一種で「幸せホルモン」といわれています。朝日を浴びると脳内で生成される物質で、イライラをおさえ、心を穏やかにする作用があるそうです。また夜の「快眠」にはかかせない物質だそうです。植物は「脳」を持たないので、「セロトニン」は放出されないのでしょうけど、イメージ的に植物の体内で「セロトニン」が放出されてる気がしました。)
小学生のころ、「ロゼット」という言葉を知って、なんだかすごく賢くなった気がして嬉しくなったことを思い出しました。カタカナの言葉が「かっこよく」見えました。実際、どういう意味かは知りませんでしたが…。
「ロゼット」とはフランス語で「Rosette」と書きます。バラを示す「Rose」から来ている言葉だそうです。八重咲のバラの花の形から来ているようです。ようやく、小学生のころ「知った」言葉の意味がわかりました。一安心です。
フランス語の辞書で「Rosette」を調べると、いろんな意味が出てくるのですが、最後に示された意味が面白かったです。
それは、俗語で「肛門」を意味するそうです。なるほど!形が似ているように思います。
この植物の周りには「コケ」が生えていました。朝日に照らされ輝いていて、とても美しかったです。
今は冬です。最近、京都もよく冷えます。朝晩は特にです。
手足を大きく広げて、「ロゼット」になって、太陽の光を浴びたら気持ちがよかったです。「ロゼット」すごい!
みんなで「ロゼット」してみませんか?
京都・高野川にて。
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