今日は、76年前、長崎に原爆が投下された日です。
1945年8月9日午前11時02分。
74 000 人の方々の尊い命が失われました。多くの方が傷つきました。
話を始める前に、
戦争で傷つき亡くなられた全ての方々へ哀悼の意を表します。
皆さまは、「被爆クスノキ」をご存じですか?
長崎で被爆した大きなクスノキのことです。
長崎の爆心地から800mの山王神社(さんのうじんじゃ)に、生えています。
原爆の熱線や爆風に焼かれ、朽ちたと思われました。でも、その一か月後、「新しい芽」を息吹きました。そして、今も生きています。
クスノキは何も語りません。しかし、彼が見たものは、「平和のメッセージ」として、受け継がれています。
長崎の多くの人たちに勇気と生きる力を与え続けています。
そのクスノキの種から芽吹いた「子供」が、京都にも生えています。被爆クスノキの二世です。
場所は、京都府宇治市の「宇治市植物公園」内です。
昨日、僕は会ってきました。
新しい芽が出ていました。「命」がつながっていました。生きていました。
僕は、感動しました。
この「被爆クスノキ二世」の木は、宇治市市役所前のプランター内に植えられていました。
でもプランターでは窮屈になってしまい、今年4月に宇治市植物公園に移植されたとのことです。
事前のネット情報では、「宇治市市役所に生えている」ということでしたので、市役所に行きました。
でも探せど、どこにもありません。おまけに行ったのが日曜日だったので市の職員の方もおられません。結局、警備の方が、お休み中の市の職員の方に連絡を取っていただき、「宇治市植物公園」にあるということがわかり、その足で、会いに行ってきました。
何とか、やっとの思いで、この「被爆クスノキ二世」の木に会えました。
【長崎クスノキプロジェクト】
長崎出身の福山雅治さんが立ち上げたプロジェクトです。
公式ホームページの冒頭にこう示されています→長崎クスノキプロジェクト (kusunoki-project.jp)
長崎には「被爆樹木」と呼ばれる木々があります。
長崎には、原爆の爆風や熱線を耐え抜き、
今も生き続ける30本の「被爆樹木」が存在します。
長崎クスノキプロジェクトは、そんな長崎の「被爆樹木」の保全、保護を行います。
そして、その存在を広く認知してもらうことで、戦争の記憶、被爆の実相を伝え、命の逞しさ、平和への願いを次世代へとつないでいくプロジェクトです。
【楽曲:クスノキ】
Il y a une chanson intitulée ” Kusunoki “. ” Kusunoki ” s’appelle ” camphrier en français. Elle a été faite par FUKUYAMA Masaharu, chanteur japonais populaire. Il est né et a grandi à Nagasaki. Cette chanson est aimée par beaucoup de personnes en tant que message de la paix. Dans la vidéo, de nombreux gens qui vivent à Nagasaki chantent cette chanson de tout cœur. Vous pouvez voir les paroles avec le sous-titre en anglais. Et également, au début de la vidéo, vous pouvez voir les camphriers qui viennent d’être irradiés et la ville de ” Nagasaki ” qui viennent d’être détruite par la bambe A.
Rien ne vaut la paix et les sourires de gens, je pense.
福山さんが2014年に作詞作曲した曲です。
被爆した山王神社の大クスノキをモチーフにした「平和への思い」がつまった歌です。
多くの方に受け継がれている歌です。
下の動画↓↓↓では、長崎の方々が、思いを込めて歌ってくれています。
【宇治市植物公園】
開園:9:00~17:00(入園は16:00まで)月曜休園
TEL:0774-39-9387
アクセスなどの詳細は公式ホームページをご確認下さい→宇治市植物公園(公式ホームページ) (uji-citypark.jp)
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