京都の北にある「宝ヶ池」あたりを散歩していたら、民家の藤棚に、結構たくさんの「藤の実」が生っていました。
僕はあまり「藤の実」を見たことがなかったので、感激しました。
人生の中で、たぶん、見かけたことはあるのでしょうけど、あまり意識していなかったので、記憶の中に「藤の実」がありませんでした。
人って、意識をしていないものは、記憶に残りにくい生き物なんだなと改めて思いました。
視覚が働いている限り、膨大の量の「物」が目に飛び込んできているのでしょうね。でも脳はちゃんと識別、選別をして、記憶にとどめているのだと思います。
ただ、「サヴァン症候群」の人の中には、「カメラアイ」と呼ばれる能力を持った人がいるようです。その人は、一度見た「物」を正確に記憶して、見たまんまを「絵」で再現できるみたいです。
人間って、いろいろな能力があるのですね。
その「能力」を生かして、その人が幸せな人生を歩めればいいのでしょうけど、中には「生きづらさ」を感じている人も少なくはないように思います。
藤の実は長さがだいたい15㎝くらいです。表面を触ると、ビロード状の毛があって、気持ちがよかったです。
9月から11月に、熟した実は割れ、中の種が弾き飛ぶそうです。
その時、結構大きな音(パーンみたいな)がするそうです。
その勢いは強いみたいで、飛んだ藤の実にあたってケガをした人もいるようです。
藤の実に当たってケガはしたくはありませんが、一度、弾けるところとその音を聞いてみたいものです♬
所にもよるのでしょうけど、藤で有名な平等院では、翌年に花をつけさすため、花の房をすべて切ってしまうそうです。
房を取ってしまったら「実」はなりません。ですので平等院で「藤の実」を見ることはありません。
しかし、平等院の藤は20000房もあると言われています。全部切るのは相当な重労働だろうなって思います。
おかげで、毎年美しい藤の花を観賞することができるのですね♬
Je présente des fleurs de glycines poussant dans l’enceinte du temple bouddhiste ” Byôdô-in ” sur mon blog. Cela vaut la peine de visiter l’article sur ces glycines sublimes → フジ 平等院 「地ずりの藤」満開中! | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
今年の平等院の藤の花はこちらからご覧ください→フジ 平等院 「地ずりの藤」満開中! | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
藤の種は、食べれないこともないみたいです。炒って食するのだそうです。マメ科の植物なので、藤の実の中には「豆」が入っています。ただ、食べすぎると下痢になるそうです。しかし、珍味というのか、美味しいのだそうですよ。
宝ヶ池にて。
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