今朝、京都市右京区梅ケ畑にある「平岡八幡宮」に、モリアオガエル(アオガエル科)を観察しに行ってきました。
前回の訪問が5月23日でした。その時は卵塊(らんかい)が木にぶらさがっていましたが、オタマジャクシはまだ孵化してませんでした。その時の記事はこちら→モリアオガエル 平岡八幡宮 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
それから9日後の今日、再び訪問。
卵塊の中で孵化したオタマジャクシたちが池に無事落ち、その中を泳いでいました!かわいい!!
今年は5月17日に産卵を始めたようです。だいたい産卵から二週間後に、卵塊の中で孵化したオタマジャクシが池に落ちて泳ぎ出すと聞いていました。
ちょうどその産卵日の二週間後の今日、再び見に来ました。
予想通り、オタマジャクシたちが泳いでいました!感動しました!!まだまだ小さいオタマジャクシたちですが、元気に泳いでいました。僕は嬉しかったです。
木にぶらさがっている卵塊(らんかい)も前回の訪問時に比べ、少し小さくなり、しわしわになっていました。その卵塊の中にはまだこれから孵化する卵が残っているのでしょうか?どうなのでしょうか?
卵塊(らんかい)とは呼んで字のごとく「卵の塊」のことです。卵塊は泡に包まれています。この泡は、親ガエルの体から出る粘液を親ガエル自ら泡立てたもので、卵を守る役割をします。ひとつの卵塊の大きさは直径10cm~15cmで、その中に200~400個の卵が入っているそうです。
卵塊は写真のように水の上に作られます。卵塊の中で孵化したオタマジャクシがある程度の大きさになったら、下の水の中に落ちるという仕組みです。
5月23日の訪問時には、なかった「落葉の山」が池の脇にありました。池の中の落葉をかきだし、オタマジャクシがいつ落ちてもいいように環境を整えたのだと思われます。
オタマジャクシは藻類や動物の死骸などを歯で削り取って食べるのだそうです。
そしてオタマジャクシは一か月かけて「カエル」の形になります。
天敵も多い自然界で、生き残るのはほんのわずかのようです。
記事の最後に、「カエル」の登場するお話をお届けします。フランス語でやっております。
和訳:
— 知りたがりの動物ってな~んや?
— わからへん・・・
— それは「カエル」や。だって ” クワ クワ クワ ” って鳴くやろ。
解説:クワはフランス語で Quoi と書きます。意味は「何?」って言う意味です。「カエル」が「何、何、何?」って鳴いている、すなわち、知りたがりの動物は「カエル」というわけです。
Voici une petite histoire dans laquelle la grenouille apparaît !
またオタマジャクシの成長ぶりを見に行きたいと思います。その時は、手足が出ているモリアオガエルのオタマジャクシに会えるかもしれません。楽しみです♪
平岡八幡宮にて。
以下のSNSをフォローする
1 件のコメント