京都御苑で、今年も去年と同じ木にヒラタケ(ヒラタケ科)が生えていました。ヒラタケは「寒茸(かんたけ)」とも呼ばれています。文字通り、寒い時期に生えるキノコですね。
今年は去年に比べ、生え始めるのが遅かったようです。それだけ寒くなる時期も遅かった、ということでしょうか?
いずれにせよヒラタケは、一度生えた木には毎年生えるようです。それは、その木を栄養としてヒラタケが食べているからです。そして、その木を食べつくしたら、もう生えないようです。他の木を食べるキノコにも同じことが言えそうです(でも中には一度きりしか生えないキノコもあるようですね)。
キノコに食べつくされた木は土になります。その土が新しい命を育む土壌になります。キノコのおかげで自然界の「命の循環」が成り立っているんですね。ちなみに、昔、石炭紀と呼ばれた時代(今から3億5920万年前から2億9900万年前)、菌類がまだ十分進化していない時代、木を構成するリグニンが分解されず、木は土に還ることなくそのまま残り、石炭になったそうです。もし現代、キノコ(菌類)が存在しなかったら、あちらこちらが木だらけで、きっと人の住むスペースはなかっただろうと思います。
ヒラタケは、スーパーでも普通に売られている食卓におなじみのキノコの一つですね。ただ、 京都苑内の生き物の採取は一切禁止されています。食べれそうなきのこを見つけても、絶対に採ってはいけません!
Hier, j’ai trouvé des Pleurotes en huître (en japonais ” Hiratake / ヒラタケ ”) dans le parc du palais impérial de Kyoto. Ils poussaient sur le même arbre fané où j’avais vu ce champignon l’année dernière aussi. J’ai été très content d’en avoir vu cet hiver aussi !!
Il semble que les champignons poussent sur un même endroit (quelques êtres organisés) tous les ans jusqu’à ce que cet être organisé disparaisse. Bref, les champignons mangent tout le corps d’un être organisé en mettant beaucoup de temps.
En plus, ces champignons se vendent couramment dans le supermarché ! Sur la table au Japon, il est indispensable ♫ Mais, il ne faut jamais ramasser tous les champignons qui poussent dans le parc du palais impérial de Kyoto. C’est strictement interdit !