昨日、京都御苑を散歩していたら、なんか茶色の物体がありました。
調べたところ、どうもノウタケ(ハラタケ科)のようでした。ノウタケは梅雨から秋にかけて生えるキノコです。有機物の多い土に生えるようです。大きさは直径6~10㎝、比較的大きいきのこのようです。
ノウタケは「脳茸」と漢字で書くようです。脳みそのように表面がしわくちゃになることもあるからそのような名前がついたようです。
何ていうストレートな名前なのでしょう。初めて聞いたらちょっとギョっとするような名前ですね♬
Hier, dans le parc du palais impérial de Kyoto, je suis tombé sur des Vesses-de-loup crâniforme (peut-être). Le nom de ce champignon est ” Nôtaké / ノウタケ / 脳茸 ” en japonais. ” Nô ” veut dire ” cerveau “, ” také ” ” champignon “. Comme son nom l’indique, cela ressemble au cerveau. En comparant son nom en japonais et en celui en français, ” cerveau ” et ” crâne ( Vesse-de-loup crâniforme ), il y a une différance subtile. Je le trouve très intéressant car j’ai l’impression que cela représente une différence de la façon de voir pour une chose entre les Japonais ou les Français.
表面をちょっとポンポンとしてみたら、胞子がモワ~と出ました。
生長すると表面が裂けたり、穴が空いたりして、そこから胞子を出す仕組みのようです。中は黄色というか黄土色ぽくなってました。まるでスポンジのようでした。
図鑑によると臭い匂いがするそうです。なので鼻を近づけ匂ってみました。でも、埃っぱい感じのきな臭い匂いはしましたが、臭くはなかったです。もう匂いは出つくしたのでしょうか?それともこれから匂いが出るのでしょうか?
今は血気盛んの時期、ありったけの胞子をだして子孫を残している最中のように見えました。
ノウタケは腐朽菌です。有機物を食べて生長します。僕が見つけたノウタケの横には大きなエノキが生えていました。このエノキを食べているのでしょうか?とするとこのエノキは弱ってきていると判断できると思います。というのは、腐朽菌と呼ばれるキノコは、弱った木に生えることがあるそうです。それか、落葉や小枝がノウタケの周りにたくさんあったので、それらの有機物を食べているのかもしれませんね。
キノコの生き様を想像するのは楽しいです♪
よく見るとこんがり焼けたパンにも見えました。
この記事では紹介していませんが、昨日散歩して、色んな種類のきのこが生えていました。
気温も下がり、少し前は雨も降ったので出てきたのでしょうか?
これからの季節ますます多くの種類のきのこに出会えそうです。
僕はキノコに興味を持って約1年。出会う度にキノコの世界が好きになっています♬
※京都御苑でのきのこの採取(他全ての生き物の採取禁止。枝を折ったり、果実を取ったり、草をむしるのも禁止です)は禁止です。生きている姿を観察しましょうね♬
【京都御苑】
・HP:京都御苑 | 一般財団法人国民公園協会 (FNG.OR.JP)
・24時間公園内に入ることができる。無料。
・苑内には四季を通じて、400種類以上のキノコが生息している。
・苑内の生き物の採取は一切禁止。
・敷地面積は約90ヘクタール。
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