京都・高野川の遊歩道に「スイフヨウ(アオイ科)」が生えています。
花の色が1日の中で変化する植物です。
白からピンク、そして赤になります。
まるで、お酒を飲んで酔っ払った人の顔色みたいです。
そのため、「酔芙蓉」という名前があります。名前に「酔う」が入っているんですね♬
下の写真↓↓↓は、時間の流れと共に色が変化する花を1枚にしてみました!
色の変化がはっきりしていて、面白いと思いました!
一般的に「スイフヨウ」といえば、八重咲なのだそうです。でも上の写真のような一重のスイフヨウもあるようです。
「スイフヨウ」は「フヨウ」の園芸種です。
「フヨウ」は観賞用としてお庭にも植えられます。ハイビスカスの仲間ですね。
花の直径が10㎝近い大きな花をつけます。
花は一日でしぼむ「一日花」です。
でも、初秋の今の時期、毎朝、新しい白い花を次から次に咲かせています。
僕は毎朝、この「スイフヨウ」の前を通っては、きれいなお花に癒されています!
花の色の変化は、アントシアニンの合成によるものだそうです。
太陽の光と温かい気温により、アントシアニンを合成する酵素が増え、花びらの部分に、酵素が蓄積されて、赤くなっていくのだそうです。
その理由により、気温が低い(25℃以下)時、くもりで太陽が当たらない時、または花が日陰に咲く時は、アントシアニンの合成が進まず、色があまり変化しないか、もしくは、花が白いままであることもあるようです。
京都・高野川にて。
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