ヒメジョオン(キク科)の可憐なお花がたくさん咲き乱れる季節になりました。
皆さんもきっと一度はお目にしているお花だと思います。
京都・高野川沿いにも列をなして一斉に花を咲かせています。
遠目からみたら、白の帯が風に揺れる様子がたまらなく美しいと感じました♬
ヒメジョオンに似たものに、「ハルジオン」という植物もあります。
ヒメジョオンとハルジオンはとてもよく似ています。
しかし、葉の付き方が違います。
ハルジオンの葉の根本は、茎を抱いています。ヒメジョオンの葉の根本は茎から直接生えています。
こちらのサイトで、ヒメジョオンとハルジオンの違いを写真で分かりやすく説明されています→一発で分かる!ハルジオン・ヒメジョオンの見分け方 | 草津温泉 草津スカイランドホテル|公式 (skylandhotel.jp)
高野川沿いでもハルジオンを探してみました。しかし、今のところ見つけることができていません。
ヒメジョオンより先にハルジオンは花が咲くようです。今ごろはもうハルジオンの花は遅いのでしょうか?でも、ハルジオン探しもやっていきたいと思います。見つけたらまたこのブログで報告したいと思います。
ヒメジョオンは帰化植物です。北アメリカが原産地です。
幕末、ペリー率いる黒船が来た時代に、日本へ上陸したみたいです。
同じ時代にやってきた帰化植物に、オオイヌノフグリ、シロツメクサ、コバンソウなどがあります。
外国人や外国の文化と共に、植物たちも日本にやってきたのですね。
ヒメジョオンの名前の由来はこの種に近い中国の「女苑(じょおん)(キク科)」(この植物は日本の「ヒメシオン」らしいです)から来ているようです。
漢字で書くと「姫女苑」と書きます。小さい「女苑」という意味らしいです。
どこにでも生えているお花にもちゃんと名前があります。
その名前を知った瞬間、僕は、その植物との距離が一気に近くなるのを感じます。
それは僕にとって、喜びの一つです。
高野川にて。
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アプリとか図鑑とかと違い、直接、人に質問できるのがいいなと思いました。
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