京都市右京区梅ケ畑にある「平岡八幡宮」の境内にある小さい池の上に、「モリアオガエル(アオガエル科)」の卵塊(らんかい)がぶら下がっていました。
久しぶりに見ました!昔どこかで見たような記憶はありますが、いつのことだったか忘れました。
目の前にぶらさがっている卵の塊を見つけた時、すごく感動しました!
平岡八幡宮では毎年、5月~6月にかけてモリアオガエルが産卵をするそうです。
今年は梅雨入りが早かったので、卵を産む時期も早かったようです。
産卵した卵の塊を卵塊(らんかい)といいます。卵塊は泡に包まれています。この泡は、体から出る粘液を泡立てたもので、卵を守る役割をします。ひとつの卵塊の大きさは直径10cm~15cmで、その中に200~400個の卵が入っているそうです。
木の上にぶらさがっている卵塊は全部で5つありました。
写真の右上↓↓↓の枝の上に「モリアオガエル」がいます。
卵の横ではオスらしき個体が、卵を見守っているようでした。
池の中にはメスらしき個体がいました。
メスの方がオスより体は大きいです。
ご近所にお住まいの若いご夫婦も見に来ていました。
面白いことに、旦那さんがYoutube動画にある「モリアオガエルの鳴き声」を流すと、オスがそれに反応して鳴いていました。なわばり争いのためだそうです。
平岡八幡宮では5月17日に産卵を今年初めて確認したようです。だいたい二週間後に、雨と共に泡の中で孵化したオタマジャクシが池に落ちるのだそうです。
二週間後の6月初めころ「オタマジャクシ」を探しにまた来ようと思います。
しかし厳しい自然の中、天敵も多く、無事大人になるオタマジャクシは数匹いるかどうかみたいです。
平岡八幡宮にて。
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