京都・出町柳駅前、河合橋東詰の北側にクロマツが生えています!河合橋は高野川に架かる橋です。
「ど根性松」と人は呼びます。
僕が京都に越してきた8年前にはすでにありました。そのころはまだ小さかった記憶があります。実際の樹齢を調べてみましたがよくわかりませんでした。ただ、10年前のどなたかのブログでも記事になっていたので、10歳以上ではあるのでしょうね。
元々は下鴨神社の松の実がたまたま橋の隙間に落ちて育ったようです。
そして「ど根性松」は持ち前の「ど根性」をいかんなく発揮して大きく生長しました。
現在「河合橋」は老朽化修繕工事と耐震補強工事を行っています。合わせて歩道の拡張工事もするそうです。
1938年に建設された橋です。もう82年も経っているんですね。古い橋です。大地震や災害などに備えた工事が急がれているのです。
工事に伴って、どうしても「ど根性松」は移植しないとだめなのだそうです。
移植先は西に少し行った松の生えている「鴨川公園」内が検討されています。工事計画および移植先について詳しく知りたい方は京都府のホームページの資料をご覧ください。→http://www.pref.kyoto.jp/kamogawa/documents/02kyouryoukouji.pdf
たくましいです。松ぼっくりもつけています。
今までどれだけの人々が「ど根性松」に励まされてきたのでしょうか?
僕もそのうちの一人です。
移植は来年だそうです。「ど根性松」の雄姿を見れるのは今のうちです!
京都・河合橋にて。
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