鴨川沿いに「シロバナマンテマ(ナデシコ科)」の花が咲いていました。
「シロバナマンテマ」は白い花の「マンテマ」という意味です。
「マンテマ」とはかわいらしい感じの名前ですね。
この植物は江戸時代に観賞用として日本に来たそうです。それが野生化して今では全国で見られるみたいです。
来日当時は、「マンテマン」と呼ばれていたそうです。それが時代と共に「マンテマ」になったみたいです。「マン」とついているので、何かの特撮ヒーローの名前みたいです♬
ややピンク色がかった可愛らしいお花をつけます。
「マンテマ」はフランス語で「Silène de France」というそうです。
「マンテマ」の粘液性(花や実、茎を触るとネバネバします)をギリシャ神話に登場する「Silene」というお酒の神様「Bacchas」の養父が、泡だらけ(ビールで!?)になった様子になぞらえて「Silène」と呼ばれているようです。
なぜ「France」とつくのかはよくわかりませんでした。
ネバネバして甘そうなお花にアブみたいな虫も寄ってきてました。
お花の向きがみんな同じなのもこの植物の特徴のようです。「ヒマワリ」の花のように、同じ向きに一斉に咲く様子が可愛らしかったです。
「マンテマ」の生えている対岸、鴨川の右岸では、5月1日より「納涼床(のうりょうゆか)」が始まっています。「納涼床」とは鴨川沿いの飲食店がオープンテラスを設置して、夏の間、特に夜、夕涼みをしながら、鴨川を眺め、ゆったり食事を楽しめる京都の夏の風物詩の一つです。
例年は9月30日までの開催ですが、今年は、秋口でも暑い日が続く昨今、10月31日まで開催を延長するそうです。
今年はコロナの影響で、開催しない飲食店もあるそうですが、二条通から五条通までの83店舗が「納涼床」を設置しています。
お店の方々は、感染症対策を万全にし、特に緊急事態宣言中は「酒類の提供なし、午後8時までの営業」とし、お客様のお越しを心待ちにしているようです。
お店の詳しい情報はこのサイトをご覧ください→京の風物詩 京都鴨川納涼床への誘い (kyoto-yuka.com)
鴨川にて。
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