今朝の京都はいい天気、日差しがまぶしい春の陽気です。
4月に入って、ツバメ(ツバメ科)をよく見かけるようになりました。
今朝の散歩の時に、去年も巣があった場所に、ちゃんと帰って来ていました!遠いところからよくピンポイントで間違わずに帰ってこれるのがすごいです!
ツバメは渡り鳥(夏鳥)です。南の方(台湾やフィリピンなど)からやってきます。
日本の寒い冬の時期は、南の国で越冬します。そして春、また日本へ繁殖のため帰ってきます。
家の軒先や駅やビルなどに巣を作って卵を産み、子育てをします。
今はまだ、日本へ帰ってきたばかりなので、「巣」は見当たりません。今は「巣作り」に一生懸命な時だと思います。
泥と枯草を唾液で固めて巣をつくるそうです。一つの巣をつくるのに、何往復するのでしょうかね?時間も相当かかるし、体力も相当いる作業だと思います。このことから僕は「愛」しか感じません。
そんな「ツバメの巣」は中華料理の高級食材として食べられます。
でも、「泥と枯草と唾液の巣は食べられるのか?」という疑問をずーと持っていました。
調べたところ、それは「ツバメの巣」ではなく「アナツバメの巣」だそうです。
「アナツバメ(アナツバメ科)」は日本にはいません。東南アジアやオーストラリアに住みます。「ツバメ」とは遠い親戚にあたる鳥で、洞窟に住んでいます。
「ツバメ」とは違って、自分の唾液を主に巣の材料にするそうです。泥や枯草は一切使いません!
そのため「巣は食べれる」のですね。「巣」自体は無味無臭だそうです。調理時に味付けするのでしょうね。僕はまだ「ツバメの巣」を食べたことがありません。一度は口にしてみたいものです。
「アナツバメ」の説明はこちらをご参照(クリック)下さい→🐧🐧🐧
下の写真↓↓↓のツバメが留まっているザルは「フン入れ」です。下を通る人にフンが落ちないよう、また道が汚れないための配慮ですね。
巣はその上の長方形の板の上に作ります。通常は巣を新しく作りますが、古い巣を修復して使うこともあるそうです。
その長方形の板の上には、今はまだ何もないように見えます。しかし、そのうち、巣も完成して、雛たちが「ピーピー」鳴きながら顔をのぞかせる日が来るのが待ち遠しく思います。
「ツバメの巣」以外にもうひとつ疑問を持ちました。
それは、「越冬ツバメ」のことです。前述しましたが、ツバメは夏鳥です。春先、繁殖するために日本に帰ってきます。越冬は南の国でします。
でも森昌子の大ヒット曲「越冬つばめ」があります。南の国で越冬するツバメがなぜ日本の曲になっているのでしょうか?
実は日本で越冬するツバメもいるそうです。
まさに「越冬ツバメ」と呼ばれているようです。冬が温暖な宮崎や鹿児島では普通に見れるそうです。
森昌子の「越冬つばめ」は恋に忍ぶ女を歌った歌です。冬の寒さに耐える「越冬ツバメ」をそんな恋に耐える女に例えています。
実際、「季節そむいた冬のつばめ」が冬の寒さに耐えきれず死んでしまうケースもあるそうです。
ではここで一曲。森昌子で、「越冬つばめ」(1983年)。
MORI Masako, une célèbre chanteuse japonaise, chante la chanson qui s’intitule ” Ettô Tubame (Hirondelle d’hivernage).On peut écouter cette chanson dans la vidéo ci-dessous. Cette chanson a eu du succè en 1983. Elle chante une femme qui supporte son chagrin d’amour comme une hidondelle qui hiverne et qui supporte le froid rigoureuse du Japon.
On peut y voir également le sous-titrage en japonais. Cela vous permettra d’apprendre le japonais avec cette vidéo !
” Ettô Tumame ” par MORI Masako, une célèbre chanteuse japonaise
またツバメのかわいい様子を見つけたら、このブログで紹介したいと思います。
京都・出町柳にて。
おまけ:鳥の図鑑がたくさん刊行されています↓↓↓ご参考にしていただければと思います。
この図鑑↑↑↑は、野鳥ファンの間で「信憑性のある図鑑」として紹介されているようです。
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