今朝の京都は晴れ、風は涼しく、日差しは暖かい最高に気持ちのいい朝でした!
昨日、カタクリとギフチョウに会いに、小塩山を(おしおやま:標高642M)に登った時、カタクリの咲いている谷に「シハイスミレ(スミレ科)」もきれいに咲いていました。
小塩山の過去のブログ記事はこちらから
→https://kyoto-taketo.com/2021/04/08/insecte-8/
→https://kyoto-taketo.com/2021/04/03/plante-65/
シハイスミレは山の中に生えるスミレの仲間です。早春に花をつけます。
シハイスミレの「シハイ」は葉の裏が紫色を帯びていることから来ています。
尾崎豊や欅坂46の「サイレントマジョリティー」の「支配」ではありません。でも「シハイ」と聞いても最初は意味がわからず、そっち系かと本気で思いました。「シハイ」は「紫背」と書きます。
ちなみにこのスミレは僕の尊敬する牧野富太郎博士が発見したスミレみたいです。学名「Viola violacea Makino」に博士の名前がつけられています。
カタクリの咲く谷を管理している「西山自然保護ネットワーク」の方が「触ってもいいから葉の裏を見てみて♬」とおっしゃってくれたので、そっと葉の裏を見てみました。
確かに紫色を帯びていますね。
僕は植物の中でスミレが特に好きです。色と形が好きです。それと片隅にひっそりと生えている姿が好きです。
今回の小塩山登山でも何種類かのスミレを見つけました。どのスミレも愛らしくてかわいかったです。
ちなみに、世界には約400種類のスミレの仲間があり、そのうち約50種類が日本に生えているそうです。
【小塩山】
ふもとの大原野神社(おおはらのじんじゃ)、花の寺で有名な勝持寺(しょうじじ)の前を通って小塩山山頂まで、舗装道路(京都府道141号小塩山大原野線)が通っています。距離にしたら約6kmくらい、徒歩1時間半ほどで登れます。
この道路、以前は一般車も通行可能でした。その時は車で夜景を見に来る人も多かったみたいです。有名な京都の「夜景スポット」の一つだったそうです。
今は一般車両は通行禁止です。車が通らないので安心して歩けます。時たまチャリで登る人と出会うこともあります。チャリで登る人はかなりパワフルオーラを出しています💪
道の途中で出会う景色はすばらしかったです。遠くに「京都タワー」も見れました。銀閣寺裏の大文字山からも「京都タワー」は見れます。清水寺からも見れます。どこからも見れる「京都タワー」は京都のシンボルのひとつとして圧倒的な存在感があります。
京都・小塩山にて。
【植物の名前が知りたい方へ】
道端などで知らない植物を見つけた時「この植物なんていう名前だろう?」って思われた方もいるかもしれません。
そんな時は、
専門家に質問ができ、結構早くに返信が返ってくる「エバーグリーン」というサイトが便利だと思います。
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4.割と短時間で専門家の方の返信が来ます。
僕は、今まで2回、質問をしてみました。返信内容は的確で、信用できると思いました。
アプリとか図鑑とかと違い、直接、人に質問できるのがいいなと思いました。
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