京都御苑に一本のヤマザクラがあります。
その名も「桜松(さくらまつ)」といいます↓↓↓
上の写真をご覧になれば気づかれる方もいるかもしれません↑↑↑
この「桜松」は名前の通り、「松の上に生える桜」↓↓↓なのです。
実は、元々、このヤマザクラは、立っているクロマツの「上に生えて」いました。
それだけでもすごいのですが、さらにすごいのは、そのクロマツが枯れて倒れた後も、ヤマザクラは生きているんです。
というのは、
樹の上のヤマザクラは、なんと、倒れる前のクロマツの中を通って地上にすでに根を張っていました。そのため、ヤマザクラはクロマツが倒れた後もこうやって生き続け、毎年花をつけているのです。
ヤマザクラは、クロマツの地上十数メートルのところに生えていました。その十数メートル分も根を伸ばし、地表にその根を張っていたんですね。
その根の長さも驚きですが、「クロマツが枯れて倒れる」ことを予感していたみたいに、ヤマザクラはちゃんと「準備」をしていたように、僕には思えました。
そのクロマツは1996年4月17日に枯れて倒れてしまいました。その当時で、クロマツが樹齢約100歳、ヤマザクラは約40歳だったそうです。あれから25年を経た現在は、ヤマザクラは65歳です。今もしっかり、生きています。
僕は、桜松を通して「生きている神秘」「命の強さ」「自然の包容力」を感じました。
Je sens ” Mystère de vivre “, ” Force de la vie ” et ” Esprit large de la nature ” par ce ceriser ” Sakura matsu “.
京都御苑を管理されている「一般社団法人 国民公園協会京都御苑」の職員さんによると、毎年、わざわざ遠方(東京など)からこの「桜松」を見るためだけに京都御苑を訪れる人もいるそうです。
きっとその方々は「桜松」の美しさに惹かれ、そして「桜松」から生きる気力や勇気をもらいに来るのかもしれませんね。
かくいう僕も、元気をもらいました。
京都御苑にて。
【植物の名前が知りたい方へ】
道端などで知らない植物を見つけた時「この植物なんていう名前だろう?」って思われた方もいるかもしれません。
そんな時は、
専門家に質問ができ、結構早くに返信が返ってくる「エバーグリーン」というサイトが便利だと思います。
ご利用手順は簡単です↓↓↓
1. サイトを開き(クリック)→https://love-evergreen.com/
2.サイトに登録(無料)。
・登録後は「マイページ」がサイト上に自動で作成されます。
3.「マイページ」を開き、サイト上の「Q&A」より「質問」と「知りたい植物の写真」を投稿します。
4.割と短時間で専門家の方の返信が来ます。
僕は、今まで2回、質問をしてみました。返信内容は的確で、信用できると思いました。
アプリとか図鑑とかと違い、直接、人に質問ができるのがいいなと思いました。
【おすすめ図鑑紹介】
僕の愛用している「学生版 牧野日本植物図鑑」です。この図鑑にある、牧野富太郎博士が描いた植物たちの絵が緻密で、素晴らしいです。一生ものにする価値がある図鑑だと思います。
以下のSNSをフォローする