先日、高野川で、「マガモ(アイガモ?家禽由来)」の親子を見ました。
ちょっと大きくなった雛たちが一生懸命エサを採ったり、歩いたり、泳いだりしてました。
とても微笑ましい光景でした。雛たちはとても可愛かったです。
L’autre jour, j’ai vu des enfants et sa mère de canard sur la rivière Kamo. Ils étaient mignons.
Mais, il semble qu’ils sont le colvert amélioré pour les hommes. Au Japon, le colvert est migrateur et n’existe pas en été. Il semble qu’ils ont les descendants du colvert amélioré relâchés pas les hommes.
En réalité, il semble que sur des rivières à Kyoto, la pollution génétique avance. Par exemple, un colvert amélioré relâché croise un Canard de Chine qui vit dans la nature et le nombre du Canard de Chine pure diminue…
Ils ne sont pas coupables. Je pense que les hommes sont égoïstes et ignorants. A cause des hommes, la nature risque d’être en désordre.
でも、このマガモの親子は、家禽として飼われていたアイガモのように思われました。なぜなら、マガモは冬鳥なので本来夏には日本にはいないはずです。
ただ、マガモとアイガモは見た目で見分けるのは難しいようです。また、アイガモは、マガモと違って飛べないと書いてあったネット情報もありました。そうなのかな?
アイガモは、人間が野生のマガモを品種改良したものです。「種」のレベルでいえば「マガモ」なのだそうです。
アイガモは「アイガモ農法」のカモとして、水田の雑草を採るのに役立っているそうです。でも大きくなったら稲を食べてしまうので、食肉にされるそうです。
いずれにせよ、品種改良をしている生き物なので、本来自然界にはいない存在なのです。
このアイガモが野生のカルガモと交雑をしているようです。そして、野生のカルガモが減ったりする「遺伝子汚染(野生種が減る)」が進んでいるようです。
人間が品種改良をした生き物は「人間のために生まれた生き物」と言っていいと思います。
だからこそ、品種改良した生き物は「人間の世界」だけで一生を終える運命なのだと思います。自然界に放たれることで「遺伝子汚染」という問題が起こる可能性があるのです。
「生き物たちには何の罪もありません」。
ただ、人間の都合で翻弄されている生き物たちや自然がいるということは、知っておいていいことだと思います。
「鴨川や高野川のアイガモ」については、出どころが明らかなようです。今からでも「もうアイガモを自然界に放たない」取り組みをすべきだと僕は思います。もう遅いかもしれませんが、やらないより、やったほうがいいと思います。
詳しくは以前のブログ記事に書きました。よかった一読いただけましたら幸いです。
・関連記事:カモの親子 知って欲しい「遺伝子汚染の実態」! 鴨川 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
この自然界には、この「アイガモの親子」だけでなく、いろんな「品種改良で生まれた生き物」も生きているんでしょうね。金魚とかメダカとか。改良品種が故、自然界では生きていけない(弱い)品種もいるでしょうが、一方で、自然界で生き延び、子孫を残し、たくましく生きている品種もいるでしょう(このアイガモ親子のように)。
自然は厳しくもあり、寛容だと思います。
でも、一つ言えることは、「絶対に人間が造った改良品種を自然界に放ったらいけない」ということです。
そうすることで自然のバランスが崩れ、いずれ人間にその報いが還ってくる、かもしれない、そう僕は思います。
自然は自然のままがいいな。そう思うと、今や、原生林くらいしか自然らしい自然は残っていないのかもしれませんね。
【高野川】
・京都府と滋賀県の県境にある「途中峠」に発し、大原、八瀬を経て出町柳で鴨川と合流する川。
・全長約19㎞。
・出町柳から北山通までの区間にある「高野川堤の桜」が有名。
【遺伝子汚染を学ぶ】
カモだけでなく、いろんな種類の動植物で「遺伝子汚染」が問題になっているようです。
クレイジージャーニーでおなじみの静岡大学・加藤先生のYOUTUBEで、「遺伝子汚染」についてわかりやすく解説しています。先生のチャンネルではよく「遺伝子汚染」と言う言葉が出てきます。
一度下の動画↓↓↓をご覧いただければ幸いです。
僕もまだまだ知らないことが多いです。
「遺伝子汚染」の問題については意識を持ちながら、自然の中で、生き物の観察をこれからも続けていきたいと思います。
【カモ図鑑】
日本では約30種類のカモの仲間が見れるそうです。そんなカモたちを網羅した図鑑、その名も「日本のカモ識別図鑑」というものがあります。
僕も所有していますが、面白い図鑑です!内容は濃く、しかもわかりやすく説明されています。図や写真もとてもきれいで眺めているだけでも楽しくなります!
カモ図鑑の決定版的図鑑だと思います!すばらしい図鑑です。
カモにご興味がある方は是非一冊お手元にいかがですか?おすすめです!!(下の画像をクリックするとAmazonのページへ飛び、購入することができます。)
決定版 日本のカモ識別図鑑: 日本産カモの全羽衣をイラストと写真で詳述
「カモハンドブック」というなるものもあります。
【鳥の名前が知りたい方へ】
「日本の野鳥識別図鑑」というサイト内の「鳥の名前質問コーナー」が便利だと思います。
「鳥の名前質問コーナー」に、調べたい鳥の写真と撮影地、日時を投稿すると、コミュニティの参加者から回答が来るシステムです。
僕もよく利用しています。
リンクはこちら→鳥の名前質問コーナー – 日本の野鳥識別図鑑 (zukan.com)
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