今朝の京都は、静かな雨が降っていました。
近所の世界遺産「下鴨神社」をぶらっと立ち寄ってみました。
名物の「光琳の梅(こうりんのうめ)」が満開を迎えていました。
「光琳の梅」は尾形光琳作、国宝「紅白梅図屏風」のモデルになったといわれる梅です(この絵の画像、詳しい解説はこちらから→HTTP://WWW.MOAART.OR.JP/COLLECTIONS/053/)。
On dit que ce prunier est devenu le modèle de la peinture de Ogata Kôrin (grand peintre japonais:1658-1716) ,classée au trésor national, intitulée ” Prunus rouge et prunus blanc en fleurs “. Pour voir cette peinture, cliquez là, s.v.p..→HTTP://WWW.MOAART.OR.JP/COLLECTIONS/053/
尾形光琳(1658 ~1716)は京都生まれの画家です。名前を聞いたことがある方も多いのはないでしょうか?
ただ、現在の「光琳の梅」は尾形光琳が描いた梅ではないそうです。その当時より、何回か代変わりをしていて、今の「光琳の梅」は樹齢が約100年くらいのものなのだそうです。
境内を流れる御手洗川(みたらしがわ)とそれに架かる朱色の輪橋(そりはし)と鳥居が絵になります↓↓↓きれいです。
樹齢約100年の梅に生えるコケも僕は気に入りました。梅に貫禄と渋みを与えていると思いました。
朝9時前に訪れました。あいにくの雨の中でしたが、数人の方が、「光琳の梅」を見に来ていました。
梅は梅でも素敵な名前がついている梅。尾形光琳はじめ、多くの人たちに愛されてきたのでしょうね。
10日前はまだまだ咲き始めでした。この間暖かい日も続いたので、ここぞとばかりに一斉に咲いた梅の花。彼らは、自然の流れに素直に生きていると思います。(10日前の「光琳の梅」の様子はこちらから→新作 作品名「サイレントandムーブ」 たけちゃんのニット帽 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
僕も彼らのように自然の流れに身を任せて生きていきたいな。花を咲かせたいな。無理してしまって時たま疲れてしまうことがあるのは、きっと自然の流れに逆らっている時なんだろうな…。自分に素直に生きたいなあ。
「光琳の梅」さん、今年も咲いてくれてありがとうございます。
京都・下鴨神社にて。
【下鴨神社】
本殿の参拝時間は夏時間、冬時間があり、夏時間は午前5時30分から午後6時まで、冬時間は午前6時30分より午後5時までとなっています。ただし、境内(糺の森)は24時間開放されています。
アクセスはHPより→ https://www.shimogamo-jinja.or.jp/
以下のSNSをフォローする