この前の日曜日、京都御苑で月一回開かれている「きのこ観察会」に参加してきました。
そこで、春のキノコの代表格、「トガリアミガサタケ(アミガサタケ科)」と「オオセミタケ(オフィオコルジケプス科)を見ることができました。
このブログでも少し前に紹介した「ツバキキンカクチャワンタケ(キンカクキン科)と合わせて、「春の御三家」と呼んでいるキノコです。春先に出るので「春を告げるキノコ」とも呼ばれているみたいです。
・関連記事:ツバキキンカクチャワンタケ – 春のきのこ 1‐ 京都御苑 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
Le dernier dimanche, j’ai participé à l’événement de l’observation des champignons qui a lieu une fois par mois dans le parc du palais impérial de Kyoto. Dans cet événement, on a trouvé deux espèces des champigons qui poussent au printemps.
C’était la Morille conique et une sorte de champignon chenille, Paraisaria heteropoda.
J’ai vu ces espèces des champignons pour la première fois dans ma vie. J’ai été très impressionné!
Attention : même si vous avez trouvé un bon champignon qui donne envie, il est strictement interdit de ramasser et de prendre tous les êtres vivants dans le parc du palais impérial de Kyoto. ” Prendre ” c’est seulement ” Prendre les photos ” , s.v.p..
【トガリアミガサタケ】
高さが8㎝~15㎝になる大きなキノコです。網目模様がインパクトありますよね。ちょっと慣れないとグロ感あるかもです。
食用です。「ブラックモレル」と呼ばれる仲間で、高級食材なのだそうです。
注意:京都御苑では生き物の採取は一切禁止なので、採ることはできません。
イチョウの下に生える性質があります。
僕は自力でも見つけたいと思い、イチョウの下をよく見て回っていますが、いまだに自分で見つけたことはありません。
上の写真↑↑↑の「トガリアミガサタケ」は、「京都御苑きのこ観察会」の参加者が見つけたものです。
たぶん、これからもっと出てくるようです。引き続き自分で見つけるため、イチョウの下(ネット情報では、サクラの下にも生えるそうです)を観察し続けようと思います。
【オオセミタケ】
冬虫夏草。アブラゼミやミンミンゼミの幼虫に生えるキノコだそうです。地上部は4㎝くらいになるみたいです。
きのこ観察会の先生のお話によると、ようやくその夏、地上に出ようとしているセミの幼虫に生えるのだそうです。このキノコが生えた幼虫は、残念ながら、数年も地中にいてようやく出ようとしていた矢先に、死んでしまうのだそうです。
ちょっと残酷なお話にも聞こえました。オオセミタケも生きるのに必死なんだろうなって思いました。
観察会の先生は「セミの幼虫の気持ちになってみましょう。そうしたらオオセミタケに出会えるかもしれませんよ」とおっしゃていました。どういうところにセミの幼虫が潜んでいるのかと考えた時、やっぱり地上に出るとき登っていける木が近いところかな?と思いました。
この観察会が終わって約1週間、何度か京都御苑に行って、オオセミタケを探しましたが、いまだ自分では見つけられていません。これからまだ出て来そうなので、根気よく、気軽に、探そうって思いました。
自分で見つけれたら、嬉しいだろうな~♪
【きのこ観察会について】
今回が第435回例会でした。「きのこ観察会」は47年の歴史のある観察会です。「京都御苑きのこ会」が主催しています。専門家の先生がキノコの生態や名前を優しく教えてくれます。
・「京都御苑きのこ会」のHPはこちらです(観察会のスケジュール、過去の観察会の動画などを見ることができます♬ キノコの名前を知りたい方はとても参考なると思います!)
HP : GYOENKINOKOKAI.WEB.FC2.COM
申し込み不要、無料でどなたでも参加できます。途中参加、途中退散OKの自由な観察会です。
毎回多くの方が参加されています。僕は今回で6回目でした。
子供が多く参加しています。子供たちはみんな熱心で、夢中にキノコを探したり、写真を撮っていました。この観察会は特に子供向けにキノコの魅力、自然の仕組み、命のことなどを丁寧に解説されています。子供向けの解説なので、大人でもわかりやすいです。
そんな長い歴史ある観察会の中で、3人の子供が自然分野の「博士」になり、現在活躍されているそうです。
そのうちのお一方が今回参加されていました。トリュフの人工栽培の研究プロジェクトで活躍されているそうです。
・関連リンク:トリュフの人工栽培に国内で初めて成功 森林総合研究所 | NHK | 茨城県
【キノコ観察会動画】第435回例会(2023年3月12日)
Vous pouvez voir les champignons trouvés dans l’événement de l’obeservation des champignons dans la vidéo ci-dessous.