先日、京都の海にカモメたちを見に行った時、見たことのない鳥に出会いました。
それはヘラサギ(トキ科)でした。
ヘラサギは数少ない冬鳥もしくは旅鳥です。日本野鳥の会京都支部のHPには「京都府では2例の記録があるのみ」と記載されていました。このHPがいつ書かれたものかはわからないので、今はもう少し観察記録はあるような気もします。
世界的には結構な数いる鳥みたいですが、日本に飛来する数は多くないようです。
いずれにせよ、京都では滅多にお目にかかれない鳥のようです。
L’autre jour, je suis tombé sur une Spatule blanche sur la mer à Kyoto. En japonais, ça s’appelle ” Héra sagi / ヘラサギ ” qui veut dire ” Héron à la spatule “. Mais, en fait, cet oiseau ne fait pas partie du héron. Il fait partie du ibis.
Elle est migratrice. Au Japon, elles viennent hiverner. Mais, il paraît que c’est rare de venir au Japon comme à Kyoto. Donc, j’ai eu de la chance d’en voir.
De toute façon, j’espère qu’elle repartera sans et sauf.
ヘラサギは全長86㎝で、アオサギより少し小さいくらいの大きさです。
名前に「サギ」とついていますが、この鳥は「トキ」の仲間です。
名前の通り、嘴の先端がヘラ状になっているのが特徴です。フランス語では「spatule blanche」といいます。訳したら「白いへら」ですね。
とてもユニークな形の嘴は、一度見たら忘れられないくらい印象的でした!
拡大した画像はこちらです↓↓↓
ヘラサギは肉食です。ヘラ状の嘴を少し開いて、首を左右に振りながら水底を探り、触った獲物を食べているようです。主なエサは、貝類、小魚、甲殻類、カエルなどだそうです。
なんかこの大きなヘラ状の嘴で、ペシッとされたら痛そうです。でも彼らはいたって温厚な性質のようです。
僕が観察してた時は、ほとんど動いていませんでした。時々その大きな嘴を羽の中にいれて寝ているようでした。
前をカモメたちが横切っても全く動揺せず、マイペースでそこにいました。
ヘラサギはユーラシア大陸中継度より南で繁殖しているようです。インドでは年中見られる留鳥のようです。ヨーロッパ東部にも繁殖地が点在しているようです。
冬にはアフリカ、インド国内、中国南部で越冬をするようです。でも、日本に越冬しに来る個体も少なからずいるようです。
どういう経緯でここに飛来したのかはわかりません。日本までの道のり、えらい長旅だったと思います。
十分越冬をして、また繁殖地に無事帰って行って欲しいと思いました。
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