今日、1月7日は「七草がゆ」を食べる日でした。
「七草がゆ」は平安時代(794‐1185)から続く風習だそうです。
当時の貴族たちが、宮中の正月の行事が忙しく体調が崩れがちだったところ、「七草がゆ」を食べて体を休ませたという習慣から来ているみたいです。
京都の西、右京区にある「西院春日大社(さいいんかすがたいしゃ)」では「若菜がゆ」の振る舞いが行われました。「若菜がゆ」は「七草がゆ」と同じです。中に「七草」が入ったおかゆです。
Aujourd’hui, j’ai mangé une bouillie de riz (kayu) du nanakusa (nanakusa gayu) dans le sanctuaire shinto, Saiin Kasuga jinja à Kyoto. Le 7 janvier, on a coutume d’en manger depuis longtemps au Japon. Si on mange ce plat, on croit que l’on peut passer un an sans maladie, ni incident. Donc, dans certains sanctuaires shinto à Kyoto, le nanakusa gayu est servi aux visiteurs ce jour-là.
ここ「西院春日神社」の「若菜がゆ」には「西院小芋」がついてきます。いわゆる「里芋」です。昔、神社の西の方で盛んに栽培されていて、このあたりの名産だったそうです。今は、作られていませんが、当時の名残をこのようにいただくことができます。出汁がしみていて、とっても美味しかったです!
また若菜がゆに添えられる昆布や梅干しもおかゆさんによく合い、とっても美味しかったです!
若菜がゆも絶妙な塩加減で、とっても美味しかったです!
「西院春日大社」は833年に創建された古い神社です。
病気やケガを治したり、厄除け、旅行の安全、交通安全の神様がいらっしゃいます。
この神社では毎年1月7日に、神様に「若菜」をお供えして「健康」を願う神事が行われます。
「若菜がゆ(一善お納め300円)」を食べると1年を健康に過ごせると言われています。
今日も多くの参拝客が若菜がゆを食べに来ていました!
寒い中、温かい「若菜がゆ」が体に染みました。本当においしかったです。
若菜がゆの振る舞いをしていただいた神社関係の方々、お寒い中、心を込めて作っていただきました。巫女さんたちもお寒い中、声を張り上げ「番号札」の番号を読み上げ、お膳を次から次へ参拝客へ配膳されていました。
とっても、とっても美味しい若菜がゆでした♬ 僕は大満足しました。
ごちそう様でした。ありがとうございました!
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ春の七草。
皆様は七草がゆ、お食べになりましたか?
・関連リンク:七草 – Wikipedia
・関連記事(「ごぎょう」はハハコグサのことです):ハハコグサ(母子草)とチチコグサ(父子草) エーデルワイスに似てる!? 「エーデルワイス」フランス語バージョン(歌詞付き)紹介 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
【西院春日神社】
・HP:春日神社 | 厄除け 厄払い 病気 交通安全 京都 (kasuga.or.jp)
以下のSNSをフォローする