今日、大原・三千院の「初午(はつうま)大根焚き」に行ってきました。
2月11日~14日まで行われていました。
【初午祭】
711年2月の初午の日、稲荷山に稲荷の神様が降り立ったことにちなみ、全国の稲荷神社で「初午祭」が行われます。
この祭りで、五穀豊穣、無病息災、開運招福などを祈願します。
三千院は天台宗のお寺ですが、境内にある宸殿(本堂)の東北に稲荷神社があり鬼門除けとしてお寺を守っています。その理由で神事である「初午祭」をお寺でもするみたいです。
【大根焚き】
稲荷の神様が降り立った大切な日、2月の初午の日(立春の後の最初の午の日)に、三千院は「大根焚き」をします。出汁の中でよく炊かれた味の染みた大根を参拝者に振舞います。
この大根は不動明王様の前で祈願されたご利益のある大根です。
参拝者の健康と幸せの願いが込められた大根のようです♬
この大根をいただけば、無病息災そして「幸せが来る」一年になるといわれているそうです♬
地元の方が大原女(おおはらめ)に扮して、接待をしてくれてました。
大原女とは、大原の特産品(初期は炭、その後は柴や薪)を頭にのせて京の町まで行商に行っていた女性たちのことをいいます。
この風習は平安時代から電気やガスが普及する大正時代まで続いたそうです。
大原のバス停から三千院に行く道の途中に「大原女」さんがいました。
振舞われた大根(無料。拝観料必要)は大原の地で有機栽培で作られたです。
とても大きくて、この一切れ↓↓↓でお腹いっぱいになりました。
直径10㎝、厚さ5㎝くらいはありましたよ♪ もう味がしみていて、とってもホクホクしていて美味しかったです♪
コロナの関係で今年は持ちかえりになりました。
コロナ前は境内で大根をいただけました。でも、去年は中止になったことを思えば、今年は「大根焚き」を行い、参拝者の健康と幸せをお祈りしていただけたことに、感謝します!
【Sanzen-in】
アメリカのギタリスト兼作曲家、アンドリュー・ヨークが作曲した「Sanzen-in」という曲があります。
ヨークは日本に何回も来日している親日家です。彼が「三千院」を訪れた時、感銘を受けこの曲を作ったそうです。
ギターデュオの曲。日本人にはどこかなつかしさを感じる曲だと思います♬是非一度お聴きいただければ嬉しいです!
Je vous présente une pièce pour le duo de la guitare composé par Andrew York, fameux guitatiste et compositeur américain.
Il aime le Japon. Il paraît que quand il a visité le temple Sanzen-in avant, ce temple lui a inspiré. Et il a composé cette pièce !
J’adore ce morceau, car je trouve sa mélodie nostalgique et belle. Je veux que vous l’écoutiez une fois ! Merci !!
【三千院】
HP : 天台州天台宗 京都大原三千院 (sanzenin.or.jp)
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