先日、宝ヶ池で見慣れないカモを見つけました。
ホオジロガモ(カモ科)です。
ホオジロガモは冬鳥です。
九州以北の水深の浅い入り江、湖沼などに飛来します。
主に北日本に多く飛来しますが、それ以外の地域では飛来数は多くないそうです。
ましてや京都ではなかなか見れないカモらしいです♪
鳥に詳しいお友達によると、写真の個体は「オス1年目冬」の状態みたいです。
オスの全長は約46㎝、メスは約40㎝くらいです。
次の冬にはホオジロガモの名前の由来になった「頬の白い大きな斑点」が目の下現れるみたいです(斑点はオスだけに現れます)。これは「生殖羽」といって、「結婚できる準備ができたことを表す羽」なんですね。
英語やフランス語だと「黄金の目」という名前を持っています。
日本では白い頬を、外国では黄金の目に注目して名付けられたのが面白いですね♬
カモ類は雌雄や人生のステージの違いで、いろんな羽の色や模様を持っています。羽は抜け替わる(換羽)のですね。
どのステージのカモもきれいですが、やはり「オスの生殖羽」はきれいですね。この宝が池でも見れる「オシドリのオス」は生殖羽の美しさの代表格ではないでしょうか?写真はこちら→オシドリ 今年も戻って来てくれました! 嬉しい~♪ 宝ヶ池 Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
今回僕は、生まれて初めて「ホオジロガモ」を見ました。
今度はきれいな「白い大きな斑点」のある「ホオジロガモ」を見てみたいです!参考にこんな感じです→ホオジロガモ日本野鳥の会 京都支部 (wbsj-kyoto.net)
ホオジロガモは潜水採餌ガモです。
水に潜ってエサを獲ります。軟体動物、甲殻類、小魚、水生昆虫などを食べます。
ホオジロガモは一度潜ったらなかなか水上に現れません。
水上に現れてもまたすぐ潜ります。どうも潜水名人のようです。
なかなか水上に出てる姿を写真に撮らせてくれませんでした(笑)。
下の写真は潜る瞬間をとらえたものです↓↓↓
いつまで宝ヶ池にいてくれるのかわかりません。
気まぐれに立ち寄っただけかもしれないし、春までいてくれるのかもしれません。
もしまた会えたら嬉しいな~!また会いたいです!!!
【宝ヶ池】
宝ヶ池の詳細はこちら→宝ヶ池の秋 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
【カモ図鑑】
日本では約30種類のカモの仲間が見れるそうです。そんなカモたちを網羅した図鑑、その名も「日本のカモ識別図鑑」というものがあります。
僕も所有していますが、面白い図鑑です!内容は濃く、しかもわかりやすく説明されています。図や写真もとてもきれいで眺めているだけでも楽しくなります!
カモ図鑑の決定版的図鑑だと思います!すばらしい図鑑だと思います。
カモにご興味がある方は是非一冊お手元にいかがですか?おすすめです!!(下の画像をクリックするとAmazonのページへ飛び、購入することができます。)
決定版 日本のカモ識別図鑑: 日本産カモの全羽衣をイラストと写真で詳述
「カモハンドブック」というなるものもあります。
【鳥の名前が知りたい方へ】
「日本の野鳥識別図鑑」というサイト内の「鳥の名前質問コーナー」が便利だと思います。
「鳥の名前質問コーナー」に、調べたい鳥の写真と撮影地、日時を投稿すると、コミュニティの参加者から回答が来るシステムです。
僕もよく利用しています。
リンクはこちら→鳥の名前質問コーナー – 日本の野鳥識別図鑑 (zukan.com)
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