京都・高野川を散歩していると、最近特に、「ハグロトンボ(カワトンボ科)」の姿を多く見るようになりました。
川沿いの木が茂る暗いところに群れています。
そこに踏み込むと、フワ~ゆっくりと一斉に飛び立ちます。まるで、鳥の羽が宙に舞うように。僕はそれを見て、ちょっと驚きます。
飛び方が、ゆったりしていて、決してがつがつせず、まさに「優雅」を絵に描いたようなトンボだと思います。
7月~8月に多く見られる、夏のトンボ。川の流れに色彩がよく似合い、美しいです。
見られた方も多いとは思いますが、「名前」はなかなか知られていないかもしれませんね♬
8月のお盆の時によく見られることから、日本では古来より「ご先祖様の魂を運ぶトンボ」または、「神様の使い」といわれているようです。
特に京都では、お盆の時、ご先祖様がハグロトンボの姿になって、この世に帰ってくるといわれているようです。
ロマンチックだと思います。同時に、日本人がご先祖様を大切にする気持ちを感じます♬
高野川では、たくさんのハグロトンボを普通に見ることができます。
流れが緩やかで、水生植物の茂る環境に住むトンボです。
「高野川」はハグロトンボにとって住みやすいところみたいです。
一方、東京の都心部では、絶滅危惧種に指定されているという話も聞きました。
東京の都心部では、流れが緩やかで水生植物が茂る川が減っているということでしょうか?
もし東京にお住まいの方で、このお話に何か思うことあれば、是非私に聞かせて下さいね。
僕は、東京の自然についてはよく知りません。でも興味はあります♬
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