今朝の京都はどんより曇っていました。冬の空の下にいる気分になりました。
京都・高野川の桜並木の紅葉も今がピークを迎えています。そして葉が散り始めています。川沿いを彩る赤のラインがとてもきれいです。
赤といえば、この高野川の河原にも赤いお花の植物を見つけました。
ベニバナボロギク(キク科)です。一株だけありました。草の陰にひっそり赤い花をつけていました。
原産地はアフリカだそうです。日本では戦後見られるようになったみたいです。
特にアクはなく食用にも向くそうです。
この植物は「パイオニア植物」として知られています。「パイオニア植物」とは、山火事や森林の伐採などで裸地になった土地にまず生える植物のことをいうそうです。
きっと「行動力」と「勇気」がある植物なのかもしれません。
他の植物が生えてくると自然と消えるそうです。
旅人の「スナフキン」を思い出しました。さしずめ旅人ならね「旅植物」でしょうか? でも「スナフキン」は旅人ですが、アニメのムーミンではふらふらどこかに行くわけでもなくレギュラー出演していた気もしますが・・・。
それに「スナフキン」はパイオニアっぽくないです。
皆さんは「パイオニア」といえば「誰」を思いますか?
僕は「エジソン」や日本の植物分類学の先駆者、僕の尊敬する「牧野富太郎博士」を思います。
そして僕自身が「自分の人生を切り開いていくパイオニア」であり続けたいって思います。切り開いた先には僕の笑顔と大好きな人たちの笑顔があります。
一年草の植物なのでその場の生活を終わるころには種をつけ、その種は風にのり、行きついた場所でまた根を張る、そんな自由な人生を歩んでいる植物なのかもしれませんね。
おとといの朝は朝日がさしていました。「ベニバナボロギク」の輝く姿はとてもきれいでした。一枚パシャ!↓↓↓
京都・高野川・松ケ崎人道橋下付近にて。
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