京都市伏見区にある「藤森(ふじのもり)神社」に行ってきました。
「藤森神社」は「アジサイ(アジサイ科)」の名所で知られています。
境内の紫陽花苑には約3500株のアジサイが植わっています。
藤森神社の紫陽花苑は「第一紫陽花苑」と「第二紫陽花苑」の二つがあります。
入苑料300円で、両方の紫陽花苑に入ることができます。
苑内にはいろんな品種のアジサイがありました。色も形も様々でした。
調べてみると、世界には約3000品種以上あるそうです。
それらの品種は日本原産の「ガクアジサイ」が、ヨーロッパやアメリカ(日本でも)で品種改良されたものだそうです。
いわゆる「逆輸入」ということですね。日本の「ガクアジサイ」が海を渡り、生まれ変わって日本へ帰ってきたようです。
ちなみに、バラは25000品種以上があるそうです。品種の数イコール愛好家の数というわけではないとは思いますが、アジサイもバラも好きな人がたくさんいる証拠がその「品種数」に現れていると思います。
ちなみに、色とりどりの花っぽく見える部分は花弁(花びら)ではなく「萼(がく)」なんですね。愕が発達して花のようにみえる部分を「装飾花」といいます。本当の花は写真↑↑↑の装飾花の内側にある小さい粒々なのです。
その小さい粒々の花は「中性花(もしくは無性花)」といい、おしべ、めしべとも退化して生殖能力を持たない(種を作れない)花だそうです。ですので、「アジサイ」は挿し木で増やすのだそうです。
その粒々の花の萼が発達して「装飾花」になり、丸く咲くものを「手まり咲き」というそうです。
ガクアジサイから品種改良を重ねた結果が「手まり咲き」みたいです。一つの品種を世の中に出すには、とても時間がかかると聞いたことがあります。それは人の「アジサイ大好き!」って気持ちの塊なのだと思いました。
そう思うと、時々見かける幸運の「ハート紫陽花」も、育種家の「アジサイ大好き!」という気持ちが形になったのではないかと思えてきました。
こんな変わったアジサイもありました!↓↓↓
手水舎にアジサイを浮かべていました。アジサイのシーズンならではですね。おしゃれ!
藤森神社は、今から約1800年前に、神功皇后によって創建された皇室ともゆかりの深い神社です。
「神功(じんぐう)皇后」は息子の「応神(おうじん)天皇」と共に「戦いの神(武神)」として崇められています。神の神託により、新羅国と戦い、勝利し、統治するのですが、その戦いの時、お腹の中に「応神天皇」がいたのです。
「応神天皇」は「八幡神(やはたのかみ/はちまんしん)」と同一視されています。全国にある「八幡宮(はちまんぐう)」はこの「応神天皇」を祀っているのですね。強い神様の象徴として崇められているようです。ですので武道をする方もよくお参りされるみたいですね。
また「戦いに勝つ」という縁起で、馬の神様を祀っています。そのため、競馬ファンが参拝に来られる神社としても有名です。
【あじさい橋】
演歌歌手城之内早苗さんの「あじさい橋」は歌詞にあじさいが入っていて、いい曲だなと思いました。と言ってもこのブログを書く上で、初めて聴いたのですが・・・
案外、「アジサイ」の歌ってあまりないと思うのですが・・・。僕は、すぐに「これだ!」という曲は、思い浮かびませんでした。
皆さんがお好きな「アジサイ」の歌ってありますか?
Je présente une chanson qui s’appelle ” Ajisai bashi “, en français ” Le pont d’hortensia “. La chateuse en kimono chante avec une manière de chanter propre au Japon. La chanson chantée par cette manière s’appelle ” Enka 演歌 “. Je pense que cette chanson n’est pas forcément très connue, mais j’ai trouvé qu’elle est une bonne chanson. Est-ce qu’il y a des chasons avec les hortensias dans votre pays ?
藤森神社にて。
【藤森神社】
・アクセス:交通アクセス・問い合わせ (fujinomorijinjya.or.jp)
・紫陽花苑
開園期間: 6月1日~約1カ月間の予定
開園時間: 午前9時から午後4時まで
入 園 料: 300円 《 第一・第二 紫陽花苑共通券 》
※ご参拝の際には、マスクの着用など感染予防対策をお願いいたします。
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